エスニック

中欧紀行 - BelAmiのふるさと (プラハ編)


2000年の夏休み、ATSは初めて中欧に行きました。たまたまベルリン・マラソンのツアーを見つけたからだけれど、このツアーはウィーン、、プラハ、そしてベルリンと回る観光も付いたものでした。
中世の街並みがそのまま残っているプラハ。ヨーロッパで行きたい街のひとつでした。そうそう、BelAmiのモデルさんたちも、チェコの人たちですしね。(^^;)

エスニック 9月6日(水)♪ウィーン・曇り/プラハ・晴れ
エスニック 9月7日(木)♪曇り一時雨のち晴れ
エスニック 9月8日(金)♪プラハ・曇り/ベルリン・曇り
エスニック 中欧紀行 - ウィーンわが街へ
エスニック 中欧紀行 - 壁なきベルリンへ


9月6日(水)♪ウィーン・曇り/プラハ・晴れ

チェスキークロムロフ城の見学を終えた後は、一路プラハへ向かいます。
進むに従って道がだんだん良くなり、そしてビルも多くなってきます。ウィーンよりも大都会のように見えます。ただし、途中で立ち寄ったガソリンスタンドのコンビニでは、物価が異常に安いものの品数は少なく、そこに入ってきたトラックは明らかに社会主義時代の年代物でした。まだまだ、東側の国という様相を色濃く残しています。
まあまあのお部屋ではあります モルダウ川(こちらでは、ヴルタヴァ川と呼びます)の沿っていくと、もうそこはプラハ市外です。今回宿泊するホテルは、丘の上にあるディプロマ・ホテル。ウィーン・ヒルトンと比較すると明るく近代的な作りで少々安っぽくもあり、団体客で遥かに賑わっています。

またもATSは荷物を解くのをそこそこにして、街に散策にでかけます。京都のお友達から、夕暮れのカレル橋は絶対に外すべからずというアドバイスをいただいていたのです。ただし、ものの本によるとプラハの街は決して安全ではないそう。ちょっとびびりながらお出かけです。幸い、ツアーで一緒の人も街中に出たいようで、一緒に出かけることになります。もう、この時にはツアー・メンバーもかなり打ち解けて、楽しいグループとなってきています。
ホテルからは地下鉄で市内に出て、そこから歩いてカレル橋に向かいます。プラハにも地下鉄が走っていて、ホテルのすぐ近くが駅だったのでとても便利でした。ちなみに、一回の料金が8コルナ。なんと25円ほどです。地下鉄は、共産政権の時代に核戦争に備えてシェルターとしても使える様に作ったようで、深くそして広いものです。車両もまさに質実剛健といったもの。スマートということばは辞書にはないようです。
重厚な建築、ルドルフィヌムです。 さすがに中世の街並みがそのままに残っている旧市街。道は全て石畳で、建物も相当のものです。プラハの春音楽祭のメイン会場・ドヴォルザーク・ホールのあるルドルフィヌム(後で気づいたのですが、この晩はチェコ・フィルの演奏会で諏訪内晶子さんがソリストで出演していたそうです)を眺めてカレル橋に向かいます。カレル橋はプラハ最古の石橋で、欄干には聖者や歴史上の人物の像が並んでいます。おなじみ、フランシスコ・ザヴィエルの像もあります。箸の上は夕方の散策を楽しむ人々でかなり賑わっています。明日観光予定のプラハ城の写真を撮ったりして時間を潰しますが、緯度の高いプラハは9月でもなかなか暗くならずカレル橋を何度も行ったりきたり。ちょっと危険かなと思いつつ、川沿いの公園から眺めたりもします。
暮れなずむカレル橋ですようやく、いい加減の暗さになったところを再度散策&デジカメで写真を撮ってから、旧市街も散策してみます。この旧市街は迷路のような道ですが、またもATSはやみくもに歩き回ります。今日の目的は観光よりはTescoに行って、夕飯をゲットすること。というのも、プラハの街を歩いていてあのおなじみのテスコのバッグを持っている人を多数発見。夕食にはテスコのデリカでも買ってホテルの部屋で食べようと思ったのです。ところが、人に聞きながら歩いてもなかなかTescoの場所が分かりません。知らない間に、旧市街の中心・市役所広場に出て、ライトアップの建物を楽しむことになります。危険とはいいつつ、プラハに来て夜の街を歩かない手はありません。
旧市街広場のライトアップ、とてもきれいでしたTesco探しは諦めて、もうひとつのプラハの繁華街・ヴァーツラフ通りに出ます。こちらは、観光客と地元の人が半々くらい。怪しげなみやげ物やも少なからずあります。散策に同行してくれたツアー仲間は、結局夕食をマックのテイクアウトで済ませることにします。プラハに来てまでマックだけは避けたかった(決して安くもありません)ATSは何も買わずにホテルに戻って、ルームサービスを頼むことにしました。頼んだものは、チキンスープとミックスサラダです。パンがどっさり付いてきて、これで十分な食事となります。
ちなみに、ルームサービスを持ってきてくれたチェコ人のボーイさんがかなりイケてたです。何といっても、ここはあのBelAmiビデオのモデル達の故郷、ボヘミアです。全てがあんな感じとは言いませんが、なかなかイケてる人が多いのは事実です。ちなみに、臆病なATSはウィーンでもプラハでもそちら方面の行動は一切ありませんでしたが。^^;


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9月7日(木)♪曇り一時雨のち晴れ

未明に雨が降ったようで外が濡れていますが、今はいい天気に晴れています。そろそろ洗濯をしないと着る物が足りなくなってくるので、朝からバスルームでせっせとお洗濯をします。そして、ネットにアップするためのDiaryの原稿も少々。
今回のツアーは全朝食がついているので、無理をしてでも食べに行きます。ケチですよねぇ。(笑) ここの食事もブッフェスタイル。団体客、それもイギリスあたりからの年配の団体でものすごい状態です。日本人やビジネスマンは迷惑そうな顔で団体客を見やっています。食事はまあこんなものかな、といったレベルのもの。それより驚いたことは、まだ食事中でナイフとフォークを置いて別のお皿を取りに行った間に、ウェイトレスがどんどんテーブルの上を片付けてしまうこと。楽しみにとっておいた甘いパンも席に戻るときれいになっていました。これはATSだけでなく、団体のお年よりも遭遇したようで、かなりの剣幕で怒っていました。サービスのレベルというのは、経済よりは遅れるのでしょうか。

今日は午前中が市内半日観光、そして午後はフリーとなります。
BelAmiのビデオに出てきそうなイケメンです(笑) まずは、プラハ城へ。丘の上にあるプラハ城は旧王宮とともに聖ヴィート大聖堂がひときわ目を引きます。それ以上にATSの目を引いたのは、城の衛兵さん。(^.^) なんでも若い兵隊のうちルックスの良い人がこの城の衛兵に選ばれるとか。マラソンツアーの一向は、入れ替わり立ち代り、この衛兵さんとのツーショットを撮っていました。任務中は微動もできない兵隊さんは避けることもできず、たいそうご迷惑だったことでしょう。(笑)
ミュシャによるステンドグラスです 聖ヴィート大聖堂はそのステンドグラスがとても美しく、なかにはあのミュシャによるものもありました。さすがに、アールヌーヴォーのステンドグラスは美しく、人だかりができています。
城内は、昨日に引き続き、シェーンブルグ宮殿を見た後ではあまり印象に残るものがありません。舞踏会に使ったといわれる大ホールは、騙し絵こそ面白かったものの、ATSの小学校の木造の体育館のようです。^^; 残念ながら、ガイドさんの説明もほとんど覚えていません。
プラハ城を出た後は、黄金の小道と呼ばれるかつて王宮に仕える兵士や使用人が住んでいた長屋を覗きます。ここは完全に観光地の物売り場と化していてスリ等も多いそうなので、もし行く機会があったら注意してくださいね。この長屋の一室はあのカフカが仕事場としていたこともあるそうです。
ATSとツアコンがこの後に続きます。(笑)プラハ城は最後に大笑いでお別れとなります。というのも、黄金の小道からカレル城に降りて行く途中に衛兵の交代がやってきました。その後を、ATSがツアコンと一緒に大手を振って降りて行ったところ、衛兵の交代を見ていた観光客に大受けだったからです。ツアコンとは顔を見合わせただけで同じ行動をとった点、ATSもなかなかのお笑いセンスを持っているものです。(ちなみに、ツアコンは関西人。)

天気は変わりやすく、朝の青空が嘘のように寒くなり雨がぱらついてきました。プラハ城に続いては、カレル橋を渡って旧市街に向かいます。その道筋は偶然にも昨晩歩いたものと全く一緒。同じ道を通って旧市街広場に出ます。ここでは、旧市庁舎のからくり時計をチェック。毎日昼の0時には小さな窓が開き、聖12使徒が現れるのです。これを見ようと広場はものすごい混雑。またも、スリに注意です。現れた使徒はとても小さく、一瞬にして終わってしまいました。この頃はあちこちにからくり時計がある日本ですが、昔はとても珍しかったことでしょう。この小窓から12使徒が現れます。
最後は恒例によってお土産屋に入って解散です。今日のお店はチェコグラスのお店。バカラやスワロフスキーのいいものは確かにきれいなのですが、ATSには使う場がありません。かといって、中途半端な値段のカットグラスも食指を動かされるものはなく、カレにスワロフスキーのはち蜜を舐めているくまさんの小さな置き物を買って、お店を出ます。

さあ、これからどこへ行きましょう。
お店を出ると先ほどからくり時計を見た旧市庁舎の前で結婚式をやっているようです。有人か、トランペットによるファンファーレも鳴り響き、とても華やかな雰囲気です。日本の建物の中だけでやる結婚式と比べて、なんとも心がこもっている様に感じました。ふたりは空き缶を下げたクルマで広場をさり、それを追いかける友人達の車が盛大に警笛を鳴らして行きます。
まずは、一流ブランド店が並ぶというパジーシュスカー通りをチェック。なんとなく地味で、どこの店にも入らずに通り過ぎます。
次は、ユダヤ人地区のシナゴークを外からチェック。シナゴーグはユダヤ人の教会だそうだけれど、外観からはとくに普通の建物とあまり変わりがありません。雰囲気的には、屋根の上のヴァイオリン弾きの感じでしょうか。
その後は続いて火薬塔を見学します。ゴシック様式の塔で高さ65mからの眺めはなかなかのものですが、いかんせん窓からでは視野が狭いです。切符もぎりのおばちゃんがいろいろ注意を言ってくれるのですが、当然ながらさっぱり分かりませんでした。^^;

アールヌーヴォーの素敵なレストランに入りました 続いては、アールヌーヴォー建築の美しい市民会館をチェックです。ここにはスメタナ・ホールもあるのですが、残念ながらホールの中へは入れません。中の売店などをチェックし、そしてそろそろお腹が空いたのでレストランも覗いてみます。ここには2つのレストランがありますが、通りに面しているレストランKavarna Obecni Dum(発音がわからん!)はアールヌーヴォー風の内装も素敵なところです。ここでATSは、ピルスナービールにシュタブナティー・グラーシュをオーダー。これは、ビールで牛肉を煮こんだ料理で、なかなかの味でした。さらには、ワゴンサービスのデザート(フルーツタルト)にカプチーノも。これで締めて日本円で700円くらい。こちらの物価の安さには、本当に驚きます。

ミュシャ美術館の中庭は、すっかり秋の雰囲気 市民会館を後にし、次はミュシャ美術館に向かいます。ミュシャのアールヌーヴォーのポスターは誰でも見たことがあることでしょう。ATSも好きで、是非ともチェックしたい美術館でした。ただし、展示は少なくあっという間に見学は終わってしまいます。売店が充実しているところから、ここはまさに観光客のための施設なのですね。ご多分に漏れず、ATSもしおりやメモ帳、そして花瓶まで買ってしまいます。
外は再び晴れてきて、散策にはいい具合です。街にはMarks & Spensorもあります。これは、イギリス本拠のデパートです。そしてそこで、いきなりNEXTに入って安売りのネクタイを買ってしまいます。さすがに立ち見には懲りたので今晩オペラをいい席で見たかったので。なんか変な柄ですが、まあ誰も見ていない余所の土地ですからいいことにします。またTescoも見つけました。ここはプラハではTescoはデパートとして営業しているようで、デリカなどは見うけられません。後で分かったのですが、食料品売り場は地下だったよう。プラハでは市場に行くこともなかったので、ちょっと残念です。ナーロドニー通りを進んで、国民劇場を覗きに行きます。ここは昨日プラハに到着したときに一番に目に付いた大きな建物で、その屋根が金で覆われているために大層ゴージャスに見えます。残念ながら建物が多き過ぎて近くからは写真を撮ることができませんでした。
プラハでも市電が走っていて利用したかったのですが、残念ながら系統がよく分からず一度も乗りませんでした。したがって、今日は歩きまくりです。

時代を疑いたくなる、旧市街広場です 最後にヴァーツラフ通りを抜けて国立オペラ座に今晩のチケットを買いに行きます。今晩の出し物は、ヴェルディのトロヴァトーレ。こちらもよく知っているオペラなので、楽しめそうです。チケットは現金のみで購入でき、2回の前の方で900コルナ、約2700円です。やっぱり安いです。さすがに、チケット予約にはコンピューターが導入されていました。
ちなみに、このプラハは音楽が盛んのようで、旧市街広場ではモーツァルトの時代のコスチュームを身につけたチケット売りが大勢いて、当日券を売り捌いています。東側の時代を経てもこのような文化を大事にしてきたところは、素晴らしい限りです。

ここで一旦ホテルに戻ります。日が昇ってからは暑くなり汗を掻くほどでした。
部屋に戻るとクリーニングができあがっています。ちょっと不安だったのですが、部屋で洗うには大き過ぎるシャツをクリーニングに出したのです。出来はそこそこのようです。ちなみに料金はホテルの中ではチェコの相場ではなく、海外一般の料金となっていました。

そして、ここで大トラブル。
パソコンが動かなくなってしまったんです。Diaryをアップロードしようとレジュームからリスタートしようとしたのですが、うんともすんとも言いません。仕方なくバッテリーも外して立ち上げたところ、WIN.COMがないとのメッセージ。システムが消えてしまったんですね。たぶん、ウィルスにやられてしまったのでしょう。ショックです。これでメールやアドレスデータも、書き掛けのDiaryのデータも、デジカメのデータも、はたまたベルリンでツーショット・オフ会をしようとしていたうーすけさんの電話番号も消えてしまいました。
慌てて、すでに17時で閉まっているビジネスセンターを無理やり開けてもらい、せめてBBSで窮状をお伝えしようと自分のBBSにアクセスしますが、なんとキーボードの配列が違いまともにキーインプットすることもできません。驚くことに@マークもないので、メールも打てないのです。それでもなんとか、拙い英語で状況をお伝えした次第です。果たして、ベルリンでうーすけさんにお会いできるのでしょうか。

そうこうしていたので、慌てて着替えてプラハ国立劇場にオペラを見に行きます。写真で見るのと違い、内装はかなりシンプルです。確かに金を多用して豪華そうに作られていますが、規模も小さく、ウィーン国立歌劇場やパリのオペラ座の比ではありません。ちょっとうらぶれた感じがするのをがまんして、シャンパンをいただきます。シャンパンは50コルナ、日本円で150円です。それでも、このチェコの物価に慣れてしまうと、高いのでよそうかなという気分になります。ロビーも閑散としたもので、せっかくネクタイまで買って、しかも一番よい席を選んだのに、なかなか気分が昂揚しません。
演奏の詳細はMusicを見ていただくことにしても、演奏も演出も変で、居眠りがでてしまうものでした。

がっかり気分のままオペラハウスを後にし、昨日はどうしても避けたかったマックでテイクアウトをし、ホテルの部屋で食事をします。サラダとチキンナゲットにコーラ。これで日本と変わらないくらいの金額がします。昨晩のルームサービスの残りのパンで、食事です。
ホテルに戻る電車の中では、奇妙な姿のおっさんを見かけました。上はスーツのジャケットを着ているのだけれど、下が半ズボンなのです。ちょっと危ない感じのおっさんでしたが、かつて羽田さんが着つづけていた省エネルックのスーツを思い出した次第です。10時過ぎの地下鉄は、それなりに恐い感じがしました。
明日はさっそくベルリンへ移動なので、荷物の片付けも始めます。部屋に干していたソックスがまだ乾いていないために、部屋中の電気の傘の上に干したりします。


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9月8日(金)♪プラハ・曇り/ベルリン・曇り

チェコの方は朝が早いようで、ホテル前の市電乗り場は早くから混み合っています。今日も、ホテルのブッフェ式の朝食で、食べているそばからお皿を下げられてしまいます。^^;

ウィーンからプラハに入ったときとは違って、ベルリンへの道はかなりよい道です。途中の車窓には、全くの東側時代の遺産の集合住宅があったり、片や中世から変わらないような城壁都市が残っていたりします。
チェコからドイツへも陸路国境を越えることになりますが、ここでATSの身の上にではありませんが、ちょっとしたハプニングがありました。免税の証明印を貰おうとしたいたデンマークの初老の婦人が、パスポートは通関手続きで手元にない状態で手続きの窓口に並んでいます。その間に、彼女を乗せてきたバスは国境を越えてしまって、彼女のパスポートもドイツに入国してしまいました。何ら身分を証明するものがなくなってしまった彼女は、免税の証明印を貰うことはおろか、ドイツに入国することもできなくなってしまったのです。係員との押し問答をしている間に、彼女の夫がドイツから駆けつけて事無きを得ましたが、彼女は大層立腹して「I'm so unhappy.」を連発していました。ちなみに、ATSのグループで免税品を買った人の中で、免税取り扱い会社の違いにより払い戻しがチェコ以外ではできないことが分かって、免税を受けられなかった人がいます。TravelはTroubleと同語源だといいますが、いろいろなことがあります。

さて、ドイツに入ってほっとしたのもつかの間、バスは休憩所を通過してずんずん進んでしまいます。プラハを出て早2時間余り、今日の観光ポイントドレスデンまではまだ1時間半以上もあります。運転手はチェコの方で、このツアー客をベルリンまで案内した後にまたプラハまで今日中に戻る必要があるのでした。そのため、焦って運転していたのです。添乗員が「I'm serious.」といって抗議してもどこ吹く風。漸く、20分ほど走って見つけたガソリンスタンドで皆トイレに走ったのでした。それにしても、片田舎のガソリンスタンドにバスが突然止まり、何かと思ったら日本人が大勢降りてきてトイレを占拠している光景に、ドイツの方はどう思ったのでしょうか。

ドイツに入るとまた光景は変わり、とてもきれいな街並みになります。なんでも、ドイツでは窓をきれいにできない女性はお嫁に行けないとか、窓をきれいにしないという理由で離婚もあるという話です。どんなぼろ家でも、窓はぴかぴかです。そして、その窓にはたいてい花が飾られています。ツアー客の中にはガーデニングが好きな方がいて、嬉々としていました。まだ、旧東ドイツにいる訳ですが、同じ旧東側でもドイツとチェコではこれほど差があるのかと驚く次第です。
知らない間にそこそこの高度に来ていたようで、車窓には森が広がります。そして、ミニSLによる登山鉄道も走っています。まるでスイスにいるかのような光景です。山道を抜けると、丘には牛が放牧されていたり、れんげが一面に広がっていたり。たはまた風力発電があったりします。そして、平原に出るとそこには広大なじゃがいも畑が広がっています。
さらに坂を下ると、そこはドレスデンです。

とにかく長いっ! ドレスデンでは、聖アリア教会と王の行列の壁画を見学します。聖アリア教会は第二次大戦の際に連合軍の無差別爆撃で破壊されたそのままの姿で最近まで残っていたもの。その瓦礫をひとつひとつ整理し、ドレスデン建都x00年記念のxxx年に向けて再建が行われているのでした。想像を絶する作業です。(どちらも、数値を忘れてしまいました。顔) そして、王の行列の壁画は、ドレスデンでも戦争による破壊を免れた数少ない建物のひとつだそうで、延々と150m近くに30人強(こちらの数字もあやふやです。^^;)が描かれています。
プラハより大層立派なオペラハウスです 同じく爆撃を免れた宮殿や教会を眺めた後、もうひとつの宮殿を眺めに行きます。この前には、ドレスデン国立歌劇場がデンと構えています。ATS的にはこの中を見学した方がよかったです。ドレスデンの街並みはエルベ川に沿っています。そのエルベ川沿いに移動し、市内中心部のホコテン近くのレストランで昼食となります。
今日の昼食はグリーンピースとチキンのスープ、レバー肉団子のクリームソースライス添え、そしてデザートはベリーです。このベリーがなかなか強烈で、ジャムをそのまま一壜食べているようなものでした。ビールは香ばしくてとても美味しかったです。
ホコテンは並木がとても美しく、とても気持ちのいいところです。ちなみに、ホコテンのすぐ近くを通っていた路面電車(ここにも路面電車があります。エコ・フレンドリーな乗り物として、中央では路面電車がしっかり復権しているようです)の線路敷きになんと芝生を植えています。この徹底振りには、驚くものがありました。

ドレスデンを後にして、アウトバーンでベルリンへ向かいます。広大なドイツの大地はずーっと森の中を突っ走ります。しらかばや松が延々と植えられています。
[ベルリン編へはこちらから]


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7 Januaryr, 2001
エスニック