飛亭本館別館INDEX
|Diary|BBS|Music|Art|Books|Cats|Travel|Links|Infos.|Prof.|

飛亭日乗 2002年9月 + 10月
2002/10/26(土)  Julie@府中 NEW

ジュリー・ツアー、早くも中盤。20日ぶり、府中にて鑑賞。
どこがどうって、説明不能だけど、よかったな、なかなか。

この日はヴィデオ撮りで、指定の座席に行ったらカメラのお隣だった。
無理すれば座れないこともない感じではあったけど、別の席に変わって
下さいと係の人からいわれた。おかげで3列ほど前の真ん中近くへ。
これはけっこうラッキー。カメラ脇の席は思いっきり右端だったので。

ま、そんな番狂わせがありつつも、つつがなく最後まで楽しめた。
声の調子も良いみたいだし、ヴィデオ撮りとて笑顔も多い。

歌いながらの身振りとか、フレーズの途中で発する声とか、微妙なとこ
ろで変わってきているのがわかる。

アンコールの最後2曲は渋公ヴァージョンでした。

ところで、このところ増えてきてるのか? おじさん。
相模原や府中という首都圏近郊のベッドタウンのせいだかなんだか、中年
のご夫婦連れがけっこういらっしゃる。夫様のほうは当然ながら”おじさん”
たちだ。

奥様が行きたいというのでついてきたっぽいのかな、と観察していると、
一生懸命拍手するし、楽しそうにしている。府中では私の視野からだけでも
5人くらいのそんなおじ様たちがいた。

新曲は初聴きだろうからノリがイマイチなのは仕方がないとしても、おなじみ
ヒット曲では実にうれしそう。「危険な二人」「憎みきれないろくでなし」「バッド
・チューニング」などなど。カラオケで歌ったりもするのかも。

なんにせよ、同時代でTVからだけでもしっかりジュリーを聞いてきたにちがい
ないおじさん達、楽しめますから是非コンサートに来てみて!と声を大にして
いいたい私であります。

どうしてもメニューが知りたい方、こちらへどうぞ

2002/10/25(金)  停滞するサイト更新 NEW

すっかり更新が間遠になっている今日この頃。

マシンもおニューになったことだし、この際ホームページ・ビルダーを導入し
ようと思っている。実際この日乗もビルダーで作ったりしてみているわけだが。

全部作り直すのはしんどいし、ホームページ・ビルダー自体、まだちゃんと使
いこなせないでいる。とはいってもタグを自分で書いている人からみたら滅茶
苦茶、簡単なんだけどね。

そんなこんなで、どこから手をつけようかなぁなどと逡巡しているうちに月日
はずんずん過ぎてゆくのでありました。

ちなみに、ホームページ・ビルダーでもベージミルでもフロントページでも、な
んでもいいけど、この手のソフトを使えばとっても簡単です、サイト作成は。

自分のサイトを作るなんて、「頭のいい人じゃなきゃできない」といった人がい
たけども、それは大きな誤解だ! 頭の良し悪しなんか全然関係ありましぇん。

それなりに手間暇と時間はかかるので、必要なのは時間とやる気、それだけ
でしょう。

更新はサボりがちだけど、本はけっこう読んでいる。読書コーナーも作り直し
てガンガンUpしたいんだけどなぁ。なかなか。

ってことでメモ的に。

コニー・ウィリス『航路』(大森望訳、ソニー・マガジンズ刊)。

この10月10日(奥付けによる)に出たばかりの新刊で、分厚い単行本上下2冊。
それを約3日間ほどで読了。仕事中に盗み読みするとか、帰宅後食事作るのも
面倒なので、ファストフードを買い込んで食べつつ読むなどしてもう必死(アホ)。

このスピードは尋常じゃない。つまり面白いってこと。

臨死体験を研究する科学者2人を軸にした…なんちゅうの? ミステリー? SF?
なんだか知らんがとにかくも、先へ先へと読みたくなっちゃうサスペンスな作品
なのだ。途中でやめられない。

見つけたのは時々のぞいている訳者氏のサイト。面白そうだからとつい。それ
に長いお話が好きなもので。

コニー・ウィリスの作品を読んだのは初めて。SF界では有名な作家らしいけど、
私はSF者じゃないのでちぃともしらんかった。

ヲタク心を刺激する小ネタも満載で、細かいことをつっこみたい人にはうってつけ
でしょう。実際、頻繁に引用される文学作品や映画を一覧にしていらっしゃる方々
もおられるようです。

ま、細かいことはともかく、トータルでいって”いい話”です、ほんまに。要は「死
んだらどうなる?」的なテーマであるわけですが、いまだにそこは未知の領域。
そこで、仮死状態を経験した人々が見る幻影っていうか、夢?っていうのんか、
そういう臨死体験を科学的に解明し、もしかして救命医療にも役立つんじゃない
かっていうのがネック。

うっうっそーマジ?ってくらいの出来事もあり(ネタばれ厳禁でしょう)、思わず落
涙の箇所もあり、笑える部分もありで、飽きさせません。

それでもまぁ、ポケベルにまつわる色々とか、話のやたら長い人に捕まるのを
避けるための迷路のような病院内の追っかけっことか、イライラがつのる部分も
あって、私としては両手放しの100点満点って感じでもなく、95点くらいでしょうか
ねぇ。

ちなみに『指輪物語』は期待以上の大感動、何度でも読み直したい作品にな
ってしまったので100点満点で200点なのでした。

2002/10/11(金)  ソウル・フラワー・ユニオン@新宿 NEW

LIQUID ROOM についたのは7時5分前くらい。もう会場内は人で一杯。
まぁ体調的にも疲れていたので、最後部で見物となった。

いやはや、すごいなぁ、ソウル・フラワー・ユニオンって。曲がどれもすごく
いいし、ノリもいいし。そうはいってもお約束的ロックでは全然ないし。楽し
いし聴き応えのあるライブだった。

例によって助っ人、山口洋氏と内海洋子氏。「満月の夕べ」は山口×中川
の掛け合いヴォーカルでうれしい。山口さんが1曲歌ってくれたのもうれしい。
あれ? 山口さんの曲、なんだっけ……。

内海洋子さんのヴォーカルもいつ聴いてもいい。年末のライブのチケットを
なにも考えずについ買ってしまったのだが、そういえば年末には海外逃亡
計画があったのだった。どうしよう。

2002/10/05(土)  Julie@相模原 

月が変わっておりますが、面倒なのでそのまま書いておきます。

相模原市民会館でジュリー=沢田研二コンサート。

アンコール曲、つまり最後の2曲が変わってた。ビックリ。
私は渋公以来なので、いつどこで変わったのかはわかりません。

2002/09/29(日)  朝霧JAM

富士山の東側の麓にある朝霧高原。そこで行われた朝霧JAM。
ソウル・フラワー・ユニオンが出るっていうんで、たまにはこういのも行っ
てみようとて、行ってみた。

28、29日と、二日がかりのイベントなのだが、アウトドア苦手派なので、
後半1日のみ。
1日目は土砂降りと濃霧でたいへんだったようだ。

2日目は晴れてくれて、防寒具はほとんどいらないくらいの暖かさ。
夕べの雨の名残で地面がぬかっているところもあったけど。

私らがついたのは1番目か2番目のバンドの時かな。
ちゃんと聞いたのは渋さ知らズから。なんだかやたらに人数が多く、しかも
”舞踏”つき。面白い集団だ。音楽も基本、ジャズなんだろうけど、なんとも
形容しがたい。

ダンサーさんたちは女性、男性、和風、洋風とりまぜて、何人もいる。
ちょっとテラシュー風でもあり、暗黒舞踏風でもあり、楽しい。

ソウル・フラワー・ユニオンには山口洋氏参加。お得感抜群。
しかも始まってみたら内海洋子さんも登場。これは全然しらなかったので、
なおさらウレシイ。

抜群の盛り上げ力でダダーッと突っ走って終わり、みたいなSFUだった。
曲の一つ一つがいいんだな、これが。前方で「おしくらまんじゅう」している若
者よ、それもいいけれども、ちょっとは音楽も聴いたらば?といいたくなる。

最後はジョー・ストラマーのバンド(メスカロレスとかいう)。
洋楽にうといので、全然聞いたことなく、仕方がないから予習としてライブ盤を
1枚買って、道中ガンガン聴きつついく。

それと、アレックス・コックス監督の『ストレート・トゥ・ヘル』ちゅう、ジョー・ス
トラマーが出ている映画もみた。

この映画に出ていたストラマーは細身でなかなかカッコよかったけど、登場し
たのは当然ながら、かなりおじさんになられたストラマー氏でありました。

ま、それはいいとして、そして、山口さんの日記よれば「バンドはバラバラ、声
も出てない」(けども「ジョーはあくまで俺の兄貴」と続く)だったそうだけど、そ
れでも十二分に楽しめた。私らにはそんなにバラバラな感じでもなかったし、
声もかなりデカかったので。

ステージにひっくり返るやら、客席に身を乗り出すようにして歌うやら、ほんと、
楽しませようという気概にあふれたストラマーでありました。

2002/09/27(金)  二週間のご無沙汰

すっかり更新が滞っております。新しいマシンを買って、まだ環境が整わ
ず、あたふたちゅうです。

この更新もうまくいくのかどうか、わかったもんじゃない…とほほ。

さっきTVを見ていたら松方弘樹が出ていた。還暦だそうだけど、ギラつい
ていていいなぁ(笑)。

『仁義なき戦い』の台詞の一節を実演してた。うれしー。

と思ったらなぜか『真珠夫人』に。んぎゃー、なんじゃこりゃ。さすが、評判
どおりのことはある。

なんか…これって、昼下がりに放送してたの? ほんとに?
いやはや、お笑いだこりゃ。人気が出たのわかります(笑)。

そうこうしている間になんとか更新できたので一安心。

2002/09/22(日)  西本明さんのライブ 

チケット買っていたのに行かれなかった。残念。
仕事が長引いてしまって、どうしても抜けられなかったのねん。
土・日も仕事の日があるもんで。

2002/09/13(金) ハムレット

新国立劇場の中ホールで『ハムレット』を見る。演出家はペーター・シュ
タインというドイツの人で、演じるのはすべてロシア人。だから台詞もロ
シア語。

四角の舞台を観客が取り囲むかっこうで、客席も舞台の一部みたいに
使われる。ちょっと風変わりでおもしろい。

ハムレット役の人(エウゲーニー・ミローノフ)は小柄でちょっと見は普通
の人だけど、演じている様はなかなかすごかった。サックスも吹くし。

シェイクスピアのような古典ものを前衛的に、というのはヨーロッパでは
なんだか競争みたいにしてやっているらしい。あまり詳しくはしらないけ
ど。

実は今週は、ドイツの劇団の『リチャード二世』も見に行く予定だった。
けど、根性が出ず、チケット買っていたのにパスしてしまった。ああ、も
ったいない。

こちらはベルリナー・アンサンブルによるもので、とっても風変わり。
舞台装置はほとんどなくて、三方を囲む壁のみ。その間で泥んこだの
水だのがまき散らされるというもの…だったらしいのだが。

2002/09/08(日) 今日も渋公

渋公、2日目。前のほうだと細かいところまで見えていいな、やっぱり。
顔の表情とか、指先の動きとか、まぁ実に細かい細かい。

ワタシ的に今ツアー3度目ともなりますと、数々の新曲もかなり耳にな
じんでまいりました。ノリのいい曲、多いです。踊れます。

懐かしめのはわりと定番化しているチョイスなため、「またかよ」的な
(こらこら)部分もあるのだが、そこはそれマニアだからして、それなり
に楽しめてしまうのねん。

終了後、昨日行ったのと同じ店にいってしまう。近くて便利なのでつい。
いやはや、飲むこと飲むこと。今はやりのなごみ系カフェもなんのその、
Yさん、ビール、がんがんいってましたねぇ(笑)。
J談義楽しかったです、ありがとう。

どうしてもメニューが知りたい方、こちらへどうぞ

2002/09/07(土) Jツアー@渋公1日目+ジュリけん

本日は2階席。照明がきれい、いつものことながら。

やはり中盤から後半にかけて調子が盛り上がっていく感じ。2階にいると
お客さんのノリがイマイチっぽい。

4曲目と5曲目の合間に「そこ、すわれ」みたいなことを叫んだヤツがい
た。男の声。2階の端っこのほうからだったような気がした。あくまで
”気がした”程度で場所ははっきりわからないけど。それがご本人までし
っかり聞こえてしまった。

おかげで5曲目の1コーラス目がメロメロに。あー(泣)。5曲目、すっご
くいい曲なのに……悲しいな。

その後のMCで「さっきは『すわれ』という声が聞こえてしまいまして、
この歳になっても動揺してしまいまして…そういえば今日は土曜」みたい
なオ○ジ・ギャグ込みの発言あり。

Jコンサートに頻繁に行っている人なら皆知っていることだけど、この
「すわれコール」問題っちゅうもんはけっこう頻繁に起こる。

行き慣れているファンは当然、ほぼ立ちっぱなし、踊るわ叫ぶわ手を振り
あげるわ…それがいつものことなのだが…。

初めての人なんかだと面食らうのかもしれない、というのはわかる、わか
りますけどもねぇ。

演歌や歌謡曲じゃなく、今のジュリーは、いや昔からそうなんだけど、
ロック色強いですから。ノリノリですから。

GRACEさんと依知川伸一さんの強力リズム隊に柴山和彦さんと下山淳さん
のギンギラ・エレキが炸裂するライブ。座ってゆっくりノンビリ聞きたい
とおっしゃられても、それはチト無理がある。

「すわれコール」をなさる皆さまは、異なる基準でジュリーのライブにた
またま紛れ込んでしまった、イメージとかけ離れたコンサートに来てしま
ったと思って諦めて、ご一緒に立って鑑賞してはいただけないものでしょ
うかね。

もっとも<立つ・座る>問題は結局のところ”多数決”的な部分もある。
立つ人が多ければそれに合わせるしかない。なぜなら、すぐ目の前の人を
座らせても、さらにその前方が立っていたら意味ないんだから。

けど座っている人ばかりの中で立つというのもこれまた……ちょっとどー
かな、とは思う。その際は「すわれ!」と怒鳴られても仕方ない部分も
あるかもしれない。

私自身、山弦のライブに行ったとき、最後のほうで目の前の人が立ち上が
るという経験をしたことがある。会場全体で立ったのは私の目の前の2〜
3人のみ。当然ながら私の目の前にはこの方々の背中、ないしお尻が立ち
はだかりステージが全然見えない。

でもJライブでいつも立っている私は「すわれ」とはいえなかった。だ
から、立ちましたよ、他の人、全然立ってないのに。これは、けっこう恥
ずかしいもんですな。

だから、心のなかで「だって前の人が立っちゃって全然見えないだもーん
、だから立ったんだもーん」と叫んでました。立ち上がりたい気持ち、
わかるしね。

ま、なんにせよ、楽しむためのコンサート、あくまで平和的解決を望まず
にはおれません(結局、なんの解決策も見出せてません)。

あ、そうそう、ジュリーは NEW ALBUM を説明する時、「本のかたち」と
いう。それはいいんだけど、「新書判」というんですよね、J。しかしあ
れは新書判ではありません。どうみてもA5判でしょう(笑)。

それから、本日はジュリー・ライブ初体験の友人とご一緒した。なんか、
ものすごく感動してくれてすごくうれしかった。

終了後、とある店で延々と粘り、話続けた。楽しかったー。Kさん、ほ
んとうにありがとう!

どうしてもメニューが知りたい方、こちらへどうぞ

さて本日の「ジュリけん」。他の話題はどーでもよろしい。特ダネです、
特ダネ!って聞いた人はみんなしってるんだから、特ダネでもなんでもな
いけども。

Jさま、最近、携帯を新品に変えたそうで。今までのは5〜6年使ってい
た(驚&笑!)そうで、さすがにもうダメらしくて。

新しいのが i-モード対応だったもんだから、さぁ大変。「はまってます」
とのこと。あのお方の口から「ハマってる」なんていう言葉を聞くのもな
んか新鮮ではあります。

「休みの一日、メシも食わないでズーッとやってた。」ですって。これマ
ンマのお言葉であります。「メシも食わないで」って……なんか、男の子
って感じでカワイー(バカですか?>自分)。

で、メールも面白いらしく、なにやら占いのメール配信サービスを毎日受
けとって喜んでみたり、漢字や片仮名の変換で苦労しているとか、親指、
訓練しなくちゃ、とか。壁紙を変えることができた!と自慢してみたり。

アナウンサーさんに「今も曲中もずーっと(携帯をいじっていたという意
味)……新鮮なオドロキがいっぱいでいいですよね。」といわれ、「おじさ
んはねぇ、カルチャーショック。」だって。

J「留守伝メッセージの声を自分で入れた。」
アナウンサーさん「その自慢げな顔、なんですか!」
J「自分でかけて聞いてる。『おー、入ってる入ってる、入ってるゾー!
みんなきいてね』と喜ぶ。『ただ今電話にでられません、メッセージをい
れといてください、よろしく、じゃーん』」

ここで志村さん、爆笑! パンパン手を叩いて笑ってる。

いつもは志村さんが面白いことをいって、大笑いして手を叩いているのは
ジュリーというパターンなんだけど、本日は完全に逆転。

いやはや、ネット嫌いで有名だし、ご本人も「この歳でインターネットと
かそういう機械関係はやらない」ってこの番組でもいってたけど、なぜか
携帯の i-モードにハマるとはねぇ。

だーかーらー、そんなこといってないでネットもやってごらんなさいって
ば! i-モード以上のカルチャーショックがきっと待っていることでしょう。

ネットにはそりゃもう、清濁・良悪・美醜、あらゆるモノがうごめいている。
それは事実。でもそれはネットだから、ではない。「ヴァーチャル」なんて
いうけれど、その実、インターネットにしたところで、この現実の、我々の
世界をそのまんま忠実に映し出しているにすぎない…のではないだろうか。

確かにインターネットの特性ゆえに、いろんなことが増幅されたり、歪曲さ
れたりもする。悪弊もあるだろう。逆に特有の長所も沢山あるし、面白さも
ね。マスコミだけに頼らない広報ができるのもネットなんだから、もっとも
っと活用してくだされ、CO-CoLO様。
 
2002/09/05(木) Jツアー初日@飯能

まずは初日、声の調子がいいみたい。よかった〜。
メニューはわりとお馴染みのが多いかな。

例によって NEW ALBUM からたくさん。レアものはなし。それがちょっと
残念。

ご機嫌もよいようで、笑顔がたくさん見られたのもうれしい。

どうしてもメニューが知りたい方、こちらへどうぞ
 
2002/09/04(水) またバーニー追加

やけにこだわっているわけですが、バーニーちゃんに(苦笑)。
言葉にしがたいだけに、なにやらモゴモゴと言いたくなる。

『クレマスター3』では素晴らしい歌が聴けた。澄んだ、綺麗な声。耳慣れ
ない言葉。なんだか「天使の歌声」のようで聞き惚れた、大げさでなく。

歌っているのはどうみても中年の男性なので、天使の歌声もないもんだが。
キャストをツラツラ眺めていて、どっかで見かけた名前だな〜と、その人。

Paul Brady …ポール・ブレイディー…もしかして…山口洋氏(38)の日記
出てきたあのポール・ブレイディー氏?

もしかしなくてもご当人でした。オフィシャル・サイトを発見して確認。

とても著名なアイルランドの歌い手だそうで。歌っていたのはマシュー・
バーニーが書いた詩をポール・ブレイディー氏がアイリッシュに訳したも
のだそうだ。これほんと、素晴らしかった。

ポール・プレイディー氏は9/1の渋公のアルタン祭りに出演し、なんと、
9/2には山口氏とともに極東地獄ラジオという番組を収録していたのだ
った……あー、アルタン祭り、迷ったのよねぇ、行こうかどうしようか。

それはともかく、放送は来月。楽しみなこと!

ブレイディー氏の歌が聴ける『クレマスター3』は、これから恵比寿の東
京写真美術館で上映するらしい。興味のある方はぜひ。

それとユーロスペースのレイトショーとか、名古屋などでの上映もあるら
しいです。
 
2002/09/03(火) バーニー追加 

きのう書いたマシュー・バーニーの『クレマスター』連作について、追記。

一体この手のものにどれくらいの人が感心を持つのだろうと興味津々で出か
けたら、全日程売り切れ、立ち見もでているようだ。渋谷シネマライズの地
下の映画館は若い人でいっぱいだった。なんだかすごい。

もっともこの連作、評論家は当然、小難しい言葉で語るが、正直なところ、
言葉は悪いがかなりオゲレツといううか、俗っぽい興味を掻き立てる部分も
あるんじゃないか。『クレマスター』という言葉自体、なんと「睾丸をつり
下げていて、それを上下させる筋肉の解剖的名称」なんだそうな。

ちょっと会話では説明できないっしょ、これじゃあ。文字でなら臆面もなく
書いてしまうけれど。

そう、バーニーはなんでかその”球形のもの”に取り付かれていて、全編に
わたりそのモチーフが溢れている。そのものズバリな感じの映像もある。
それと卵巣や子宮をかたどったモチーフも。

そのかわり性器などがダイレクトに登場することはまったくなくて、乳房も
でてこない。裸体は頻繁に登場するけど、たいていはラッテックス状?だか
なんだかしらんが、なにかの物質が皮膚の上に貼り付けられていて、変形し
ている。

それでもやっぱり、この連作はエロチックだと思う。「第三の性の創造」と
か、いろいろと小難しいことを語っている文章を読んでもあまり役に立たな
いしぜんぜん面白くもない。

なんだか潜在的な欲望をウズウズと刺激するようなものがこの連作にはある
んじゃないか。または、白日の下に晒すのが憚られるモノ思いっきり晒しち
ゃった、んでそれを見ちゃった時のスッとした感じ、なんてね。

頭のイー評論家諸氏からみればなんてミーハーな感想なんでしょう。
 
2002/09/02(月) 映画がまん大会ふたたび

ついこのあいだ合計15時間に及ぶ映画鑑賞を行ったばかりなのに、またまた
の長丁場映画鑑賞。どうして同じ時期に重なるんだろう、しんどいっての!

今回はマシュー・バーニーという人の映画、というか作品? 5本一挙上映。
『クレマスター』というシリーズもので、1〜5まである。全作一挙上映と
いうのはとても珍しいので見ておくことにした。

どういうのって説明がむずかしいんだが、要するにアート系ってやつですな。
マシュー・バーニー(1967〜)はもともとは立体の作家だったそうだが、90年
代初めから映画というかたち、いや「映画みたいなもの」といったほうがいい
ような不思議なカッコウで作品を発表し始めた人。

劇映画と違うので難解っていうか、なんというか。普通の映画をみる感覚で
見てしまうと「な、なにこれ〜」なだけ。

『美術手帖』9月号の表紙にスティル写真が使われているので見かけた人も
いるかもしれない。とーても不思議な写真だ。

私は1996年にアメリカの美術雑誌で紹介されているのを見て興味を持った。
一回見たら忘れられない不思議なインパクトのあるスティル写真だった。

その後、1997年にはやはりスティル写真がとある展覧会に出ていたのを見か
けた。この展覧会自体は、まぁあまり大したもんじゃなかったけど、バーニ
ーだけはやけに印象に残ったけ。なんとも形容しがたいもので、初めて見て
以来それらがトラウマチックに頭の片隅に貼り付いて離れなくなっていた。

しかも困るのは、いくらスティル写真をみても、実際の映像としてどんなん
かというのがとても想像しにくいこと。言葉の説明を読んでもさっぱりピン
とこないし。そうなると余計に気になるのが人情というもの。

今回その全貌を見ることができて無茶苦茶スッキリした! しかも面白い!
建築的的造形物やインテリア、異様な人体に変なメイク、秀逸な衣裳……全
部を目で追っているだけでも見切れないほどのものが画面上にある。

説明書きにある漠然としたストーリーも妙チクリンなもの。この作家は人体
の変容に興味があるとかなんとかいっているらしいけど、登場するのは性別
の曖昧な改造人間みたいなもんばっかり。

昼の12時過ぎから夜の8時過ぎまでかかっても、ちっとも飽きない。もっと
も飽きてしまうようなタグイならほとんど拷問にちがいない。
 
2002/09/01(日) 新譜発売!

9月になりました、なってしまいました。

ジュリーの新譜『忘却の天才』本日発売。インディーズとて大手CDショップ
のみの取り扱い。とはいえ勤め先の近所の店に置いてあったので一安心。

シングル缶(缶詰仕様なのでこう呼ぼう)もだけど、アルバム(こちらはブック
・タイプ)も、分類は今までどおり<J-POP>の「さ行:沢田研二」のところ。
インディーズ・コーナーじゃありません(笑)。当然なんだけどね、これは。

いまどきヒット・チャート入りしている曲のなかにもインディーズがけっこう
ある。そういうのももちろん<J-POP>コーナー。

要は知名度に応じて、みたいな感じ。インディーズ・コーナーともなると、聞
いたこともないような名前ばっかりで、世の中には実に多種多様なバンド名が
あるんだなぁ〜と感心させられるほど。

これら無数のインディーズ・バンドのどれかが、ある日突然ブレイクすると、
途端に<J-POP>コーナーへと移動になる。

今回のジュリー・アルバム。好きな曲、けっこう多い。よかった〜。ライブ映
えしそうなのもちゃんと何曲もあるし。ツアー開始も目前。

正月コンサートから数えて9が月。長い! 長かった日々であります。なんた
ってやっぱりライブ、ライブに優るジュリーなし、が正直な気持ち。
 
.
|Diary|BBS|Music|Art|Books|Cats|Travel|Links|Infos.|Prof.|
飛亭本館別館INDEX