晴れてオーナーとなって感想 (1)


エクステリア

見た目はどこから見てもSUVである。高い車高と最低地上高。盛り上がってマッチョな雰囲気を
醸し出すボンネットフード。
やや目を見開いて睨むような派手目なヘッドライト。
なんかに似てる、これをもっと角ばらせたら、ダッジ・デュランゴっぽいかも。


でも、本格クロカンと比べると、ホイールベースは長いし、
オーバーハングもやや大きめ。上方向にグッと絞り込まれたキャビンと傾斜のついたフロントウィンドウは、
実用性重視のクロカンとは異なることを示している。
最近徐々に外車SUVにも蔓延しつつある、サイドアンダーミラーがまだ付けられていないのもうれしい。
アレつけると本来のデザインが台無しだからだ。
ベンツMLやレンジローバー、グランドチェロキーなどがいい例だ。

車幅は1900mmもあるのだが、サイドウインドウより下の部分(ショルダー部分)が
ぶわっと膨らんでおり、昔のボルボのようだ。
この膨らみはクラッシャブルゾーンの確保という、いかにもボルボらしいことだが、
結局、この膨らみのために車幅が大きいのであって、実際の車内幅は特に広いとは感じられない。


ただ、この尋常ではない膨らみのおかげで、どっしりとしたデザインになっており、
こういうダイナミックな造形は、日本車にはめったに見られないものであり、
結構お気に入りのポイントだ。
でも、後ろ姿は、屋根に向けてぐっと細くなっているので、クルマ自体がやや小さく見えるかも...

ちょっと悪ふざけ

=>もしも、車幅目一杯に室内空間をひろげたら(アメ車風)

=>もしも、膨らんだ部分をそぎ落としてシェイプアップしたら(国産ミニバン風)

あれっ!?結構いけてるじゃん!(笑)


<ついでに低排出ガス車と、地球にもやさしい。(笑)

サイドウインドウグラフィックは、ここだけを見ればどちらかと言うと端正な造形で、
私は高級車の部類なんですよ、とひそかに主張しているようだ。
メッキモールもその雰囲気にプラスとなっている。


特徴的なテールランプは、ボルボの新世代ファミリーであることを示す上方向が斜めに傾いた形をしている。
これまでボルボのステーションワゴンといえば、ほぼ真四角なカーゴルームがお決まりだったが、
最近のものは、リアウインドウが斜めに寝ている。


実はXC90のデザインで気に入っているポイントは、
このフロントグリルまわりの造形である。
XC90のデザインがどうのではなく、ボンネットフードとグリルが
一体整形されていてるのが好きなのだ。
<ちょっととんでいるが...
なぜこれが好きかというと、クルマのデザインされたラインを余計な
切れ目で殺さないからいいのだ。
これをV50のようにしてしまうと、なんか安っぽくなってしまうのだ。
コストを抑えてるナァと思ってしまう。



標準で結構ごついルーフスポイラーがついている。
この手のクルマはまず必要はないのだろうが、
もうデザインの一部ということなのだろう。
肉厚で立派なスポイラーである。


エクステリアと言っていいのかわからないが、ブレーキキャリパーが
ホイールの内側すれすれである。指一本も入らない。
ハイパフォーマンスカーでもあるまいし、なんか怖い。(汗)


総評すると、誰が見てもSUVだと判る形でありながらも、やはりボルボ一族のアイデンティーを主張する
絶妙なデザインだと思う。
この時代に無塗装の樹脂パンパーが受けるとは思えないが、XC70という前例もあり、
ボルボであることを主張するひとつのポイントになっていると思う。

でも、決して目立つクルマではないし、街行く人が振り返るようなクルマでもない。
ちょっとクルマに詳しい人が「ふん、ボルボのSUVか」と思う程度か...
(この手のクルマで目立ちたいなら、カイエンかハマーを買うべきだろう。)
駐車場に停めていたら、どこかのおっさんが、じろじろ見ながら周囲を一周していたというのが
1回あったぐらいかな。
やや渋めな選択としては、なかなかいいんじゃないかと思っている。


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