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PpGはまり道 Introduction
はじめてPpGの姿を見たのは、一人さみしく米国留学中(1999年)のさなかでした。英語の本を読むのもイヤ、日本語の本は読み尽くした、ネットをさまようにはカネがかかる、ということで、勉強嫌いで夜がヒマな外国在住日本人は現地TVをよく見ます。その中でもとっかかりの良いのはアニメ番組、特にCatoon NetworkとNicoledeon(だったっけ?)は比較的チャンネルを固定しやすい場所です。(ほかにはCNNやMTV、Food Networkといったところをよく見てましたが、デフォルトはCartoon Networkになっていました。)いつPpGと出会ってもおかしくない環境の準備は整っておりました。
Cartoon Networkは通常Tom & JerryやLooney Toonsといった有名どころを常時放送している放送局で、世界中のCSにはびこっています。本家アメリカでは、毎週金曜日にオリジナル番組の新エピソードを放映します。その他の日には、"Cartoon of the day"と称するプログラム内でその再放送をしていますが、このプログラムが始まる前にはかならず、全オリジナル番組のキャラクターを総出演させた前フリのコマーシャル(なんていったらいいのでしょう)を流すのです。よーく見ると、カウ&チキンやデクスターが踊っています。そう、われらがPpGのお3方もそのフィルムの中でコマコマ動いています。話がずいぶん長くなりましたが、私が最初にみたPpGはそのコマーシャルにでてくるキャラクターだったわけです。
最初の印象は「異様に目がでかい女の子のキャラクターがいるなあ」でした。その時点ではとくに「かわいい」とは思わず、心の隅で「こんどこの番組を探して見よう」と思っている自分には気がつかなかったようです。そしてとある土曜日のお昼でした。部屋の掃除をしながらテレビをつけると、そこにはあの目のでかい女の子が動いてます。思わず掃除機は止まってしまいました。タイトルも知らない、なんの話かもわからないのですが、3人の女の子が出てきています。黄色い髪の女の子が、暗い部屋の中でタコの人形を持って泣いてます。部屋の外では赤い髪と黒い髪の女の子がケンカしてます。ケンカを仲裁している白衣のおじさんはいったい誰でしょうか。見たことのある方ならもうお気づきでしょう、あとから知ったエピソード名は"Octi Evil"。気が付いたら、掃除機を抱えたまま身じろぎもせずにTV前で立ち尽くしている自分がおりました。こんなことはめったにあることではございません。
このときから私はPpG病に罹患してしまったようです。ネットをさまよい、TVガイドを立ち読みし、ようやくつかんだ放映日時。でもお外で見かけることはほとんどなく、周りの友達にも「ふーん」と言われるだけ、本屋にいっても関連記事ひとつ見つからず(このときにはコミックス屋に行くという発想はありませんでした)、近くのワーナーブラザーズショップのグッズコーナーには子供用のTシャツがおいてあるのみ、チェックしてはタメ息をつく毎日が続きました。貧乏なためビデオデッキ購入資金はなく、再放送時に食い入るように見るしか能がありません。熱はどんどん上がっていきます。日本に置いてけぼりのダンナには「今日のPpGは。。」とかいうハタ迷惑なメールがどんどこ送られていました。妻に電話するときでさえ、「PpGみてるからあと30分後にしろ」とかいわれてしまう彼の立場は。。。
日本帰国後(2000年)もこのPpG病、未だ衰える兆しが見えません。どちらかというと悪化の一方をたどっています。とくに「見たいのに見れない」という状況が火に油を注いでいるのでしょう。新エピソードが公開されたなんて聞くともう黙っていられませんが、どうしようもないですから。アメリカ在住の友達はケーブルを入れてなかったり、ビデオが壊れてたりしてダメダメです。今は私の頭の中にある映像と今後発売予定のビデオだけを楽しみに生きています。
ところでCartoon Network, USA内にはPpGの他、もうひとつだけ大好きな番組があります。"Courage the dog"です。こちらは多分PpGより大人向けで、「勇気」という名のものすごく気のよわーいイヌが、毎晩ご主人さまのおうちに降りかかる災難(だいたい怪物が襲ってくる)に歯をガチガチさせながら立ち向かうという、愉快で気のきいたお話です。PpGの直前にやっているので、前座として楽しんでいました。キャラクターグッズとかで売るタイプではないですが、丁寧な絵と作り方に好感が持てます。こっちも早く日本でやってくれと切に願っている次第です。
2001年追記 - ビデオとDVDが発売され、コミックスは出まくり、キャラクターグッズはあのソ○ープラザで販売するようになり、とうとうテレビ放映まで始まるご時世になりました。私はどちらかといえば、本家のCartoon Networkで放映したほうがいいのになあ、とちょっとだけ残念です。オリジナルキャラクターを使ったコマーシャルを一日中ばんばん放映してほしかったのに。ところで上記のイヌの話はどうやらCNで始まるようですね。PpGビデオにも一話、付録でついてました。
2001年9月追記 - でとうとうCNでばんばん放送間近です。現在、コマーシャル流れまくってます。これがまたイイんです。最初のころは、Girlsの顔がぜんぜん出てこなくて声だけとか、博士がしゃべりまくっている下を頭の一部が移動してるとか、マニヤの琴線に触れるコマーシャルが目白押し。今はもう堂々とでてきて宣伝やってます。映像は使いまわしなのに、作り方が凝っているなあ。やっぱしオリジナル局はいいっすねー。来週の金曜日がたのしみです。
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