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向かって左の星のマークがセーマン、右の格子縞がドーマンです。写真は伊勢志摩の海女が使用しているもので、磯着や手ぬぐいにぬいつけて魔よけにしていたそうです。セーマンは安部清明、ドーマンはそのライバル、蘆屋道満からとったものといわれています。2人とも平安期の陰陽師で、各地に2人にちなんだ伝説が残されています。宇治拾遺物語には道摩(道満)が藤原顕光の命で藤原道長に妖術をしかけたが、道長の犬と晴明に見破られ、播磨に追放されたという説話があります。星印は清明判として日本各地で魔よけとして用いられています。イスラエルのダビデの星に通じるものがあるかもしれません。ただし、ダビデの星は六芒星形ですので、正確にはソロモンの封印と比較すべきでしょう。五芒星すなわちペンタグラムは叡智の象徴であり、ギリシアの神秘的数学集団ピュタゴラス学派によって大いに尊重されたほか、西洋の魔術書にも多数用いられています。
伊勢地方の蘇民将来の護符の裏にはセーマン・ドーマンがつけられていました。
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