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Windows
2000でアラビア語を入力する
ようやく、Microsoft
Windowsも多言語システムに対応してくれました。正直いって疲れました。しかし、いざできてみると、拍子抜けするほど簡単で、いままでの血のにじむような努力はいったい何だったんだということになるわけです。でも、とりあえず日本語とアラビア語などが混在できるようになったことは大きな前進です。というわけで、一足先に発売前のMicrosoft Windows 2000の多言語機能をアラビア語を例にとって紹介したいと思います。(1分でわかる簡易版はこちらへどうぞ)
なおこれは、あくまでβ版での評価であり、製品版ではことなる可能性もあります。また本稿自体も、ご覧いただいた段階で確定しているわけではなく、随時更新されています。ときおりのぞいていただければ幸いです。
その後、12月になって、自宅コンピュータをRC2に変更しましたので、内容はβ3およびRC2を前提にしています。
さらにその後、2000年2月18日にWindows 2000が発売になり、さっそくインストール(RC2からのアップグレード)してみましたが、後述の問題点を含め、原則的に多言語システムには大きな改良点はないようです。
そして、またまたそのあと、NT系のOSではおなじみのService
Pack 1が発表され、2000年10月にインストールしましたが、とくに多言語系での修正はなかったようです。後述するさまざまな不具合はService
Pack 1導入後もまったくかわりありません。ほんとうに残念です。やっぱりマイクロソフトにきちんと申し入れしなければならないのかもしれません。その後、こういうのはどうですか的な回答がきたのですが、まだ試していません。結果はのちほどご連絡いたします。
またWindow
2000を前提にしたアラビア語日本語については、筆者の友人による電子辞書データがインターネットで公開されています(2000年2月3日から正式公開)。ぜひこちらもご覧になってください(アラビア語日本語電子辞書データへのリンク)。
Windows 2000とは
Microsoft
Windows
2000については、すでにコンピュータ雑誌等でさまざまなかたちで紹介されていますので、くわしくは触れません。要するに主として業務用(サーバーなど)に利用されているWindows
NT 4.0の後継OSです。個人利用では多くのかたがWindows 98(ないしはWindows
95)などを使っていると思いますが、NTはおもに業務用として企業ユーザーが中心でした。仕事をするならNT、遊びなら98というわけです。2000は、NTの後継者であり、仕事を念頭においたOSではありますが、同時に98のもつ機能をあわせもったものでもあります。つまりNT+98+αとなったものです。
機能的にはNTを引き継いだものですが、インターフェースや操作性は98に近づいており、98ユーザーでもとまどうことは少ないでしょう。ここは、2000のサーバー機能について触れる場所ではないので、ワークステーションとしての利用を前提にします。ワークステーションとしては2000も98も機能的に大きな違いがあるわけではありません(とくに98
Second
Edition)。しかし、堅牢さという点では大きな違いがあります。マッキントッシュほどではありませんが(?)、98もよくフリーズしたり、いわゆるブルースクリーンというやつがでてきます。NTではその危険は非常にすくないといえます。当然その後継OSである2000もその堅牢さをより強く引き継いでくれているはずです。98のフリーズに泣かされているかたであれば、それだけでも2000にスイッチする意味はあるでしょう(インストールしてからわずか1週間ですが、筆者の2000はまだ一度もフリーズしていません)。なお筆者の試用したのはMicrosoft Windows 2000 Corporate Preview Program
Beta3のProfessionalというものです。これは正式にいえばNT
Workstationの後継者にあたるものです。なお上述のとおりその後、Release
Candidate 2に変更しています。
インストール
NTのインストールは面倒でしたが、Plug &
Playに対応した2000のインストールは思った以上に簡単でした。CD-ROMで起動のできる最近の機種であれば、ほとんど何もしなくていいはずです。筆者がインストールしたのはPanasonic Let's Note AL-N1
T515J5という機種です。これは1997年初頭に発売された、今となっては骨董品のようなものです。CPUは無印ペンティアムの150MHzです。今どき、こんな遅いCPUは、ビギナー用でもありません。Windows
2000 Professionalの必要システムは次のようになっています。
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コンピュータ本体 |
Pentium 160MHzまたは同等以上 |
| メモリ |
32MB以上(推奨64MB以上) |
| ハードディスク |
900MB以上の空き容量が必要 |
| ディスプレイ |
VGA以上 |
| ディスク装置 |
3.5インチ(2HD)フロッピードライブとCD-ROMドライブ(12倍速以上を推奨) |
オリジナルのAL-N1では上の条件のなかでディスプレイと3.5インチ・フロッピー以外何ひとつ満たしていません。いちおうメモリは16MBから48MBに増設し、ハードディスクは1.2MBから4MBに換装しており、かろうじて条件ぎりぎりというところまで改造してあります。
2000はβ版というだけあって、機能的には問題はないものの、周辺機器のドライバーがまだまだ不十分です。筆者の機械でも本体以外の周辺機器は全滅でした。98で使用していたのはCD-ROMおよびそれをつなぐSCSIカード、モデムとLANのマルチファンクション・カードですが、いずれもまともに認識されませんでした。NT
4.0用のドライバがあれば、それもためしてみたのですが、結局だめでした。またサウンドもドライバーがありませんでした。したがって、インストールするにはいろいろ「わざ」を使わねばなりませんでした。ただし、この問題についてはここでは立ち入らないことにします。
筆者の場合、ハードディスクがC、Dのふたつのパーティションにわけられており、CにはWindows 98 Second
Editionが入っているので、Dのパーティションに2000をインストールしました。インストールのときに、新規インストールを選択し、ドライブをC以外にすれば、98と2000のデュアル・ブートが可能になります。ただし、2000はアンインストールできません。2000を削除するためには、ハードディスク全体をフォーマットしなおさねばならないのです。98環境をすでに仕事等で使いこんでいるかたにはアップグレードであれ、新規インストールであれ2000のインストールはあまりお勧めできないでしょう。
なお周辺機器の対応状況は、RC2になっても少なくとも筆者の環境ではまったかわりありません。あいかわらず、SCSI(したがってCD-ROM)もモデム/LANカードも全滅です。しかも、当初はβ3からRC2にアップグレードしようとしたのですが、最後の段階で失敗、結局、RC2を新規にインストールせざるをえませんでした。
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