windows 2000 and arabic

Windows 2000でアラビア語を使う

Last Modified:


1

2

3

4

5

多言語システムのインストール

Windows 2000のインストール時に必要な言語のインストールも同時にできます。しかし、これはインストール終了後にも簡単にできます。したがって、ここでは、インストール終了後に多言語システムをインストールする方法を説明します。インストールが終わったら、コントロールパネルを開いて、「地域のオプション」というアイコンを見つけてください。このなかで、使用する地域や言語、通貨などを指定します。

まず「全般」タブを見てください。一番上に「ロケール(国)」とあるはずです。ここで通常、今いる国、あるいはもっとも利用する国を指定します。大半の人たちにとってはここは「日本」になるはずです。次の「並べ替え順」は無視します。

そして問題の「システムの言語設定」になります。すでに一番最初に「アラビア語」の表示が見えると思います。使用する言語(ここではアラビア語ですが)の前にある□をクリックしてください。指定できる言語の数にとくに制限はないと思います。数は60以上あるはずです。中東の言語としては、アラビア語のほか、ヘブライ語、トルコ語もあります。β3ではペルシア語が対応していなかったのですが、RC2では無事対応しました(完全ではありませんが)。

このとき、Windows 2000のCD-ROMが必要になると思います。これで各言語のフォントなどがインストールされます。

入力ロケールの指定

次に指定するのは「入力ロケール」ダブです。一番上にある「インストールされている入力ロケール」を見てください。おそらく最初の時点では「日本語」しかないはずです。ここから「追加」でさきほど「システムの言語設定」で指定した言葉を足していってください。「システムの言語設定」とは異なり、ここではより細かい入力の設定を行うことになります。たとえば、同じアラビア語であってもクウェートのアラビア語、イラクのアラビア語、サウジアラビアのアラビア語というぐあいに指定します。これは主として通貨記号などキーボード配列に反映されます。入力ロケールとは聞きなれない言葉ですが、まあ使用するキーボードを指定すると考えてもらってけっこうです。

これで「OK」を押せば、アラビア語の入力が可能になります。「インストールされている入力ロケール」の下に「入力ロケールのホットキー」というのがありますが、これは指定しても指定しなくてもけっこうです。ホットキーというのはいくつかのキーを同時に押すことによって、一定の命令をすることです。「Ctrl」+「k」だと半角になるとか(これは嘘です)です。DOS時代にはよく利用されたコマンドですので、ご存知のかたも多いでしょう。これで、たとえば、クウェートのキーボードに変更するときは、「Alt」+「m」とかいう指定ができるわけです。標準の設定では、各言語は「Shift+Alt」で順次変更できます。

また標準の設定では、言語の変更はタスクバー左下のアイコンをクリックすることでもできます。日本語を使用しているときは、日の丸のようなマークがタスクバーに入っているはずです。これをクリックすると、入力ロケールで指定した言葉が選択できるようになります。現在使用中の言語はこのタスクバーを見ればわかるようになっています。もしそうなっていなかったら、「キーボードのプロパティ」の下部に「□タスクバーにインジケータを表示する」という指定がありますから、□チェックボックスをクリックしておいてください。

ワードパッド

これで基本的な設定は終わりです。前述のように、タスクバーに各言語が入っているはずです。これで、アラビア語と日本語が混在する文章を打てるようになりました。ただし、どんなソフトでも多言語が入力できるわけではありません。

まず「Start→プログラム→アクセサリ」ときて、ワードパッドを起動してみてください。これはWindows付属の簡易ワープロです。これでまずアラビア語と日本語の混在を試してみましょう。このソフトはWindows 95にも98にも搭載されていますので、手っ取り早いですし、ワープロとしての基本的な性能はそなえています。学術論文のような複雑な書式のないものであれば、これで十分かもしれません。タスクバーで日本語が選択されていることを確認してください。

日本語IME(IME 2000)を起動し、日本語を入力します。つぎにタスクバーのインジケータをアラビア語に換えてください。このとき日本語IMEは立ち上げたままでも、終了させてもどちらでもかまいません。ワードパッド画面上部のツールバーに「アラビア語」という表示が出たはずです。これでアラビア語の入力ができるはずです。標準設定では、アラビア語の101キーボードの設定になってます。「G」がラームLamで「H」がアリフAlifというやつです。なおキーボードは入力ロケールの設定のところで、変更できます。各キーを個別に変更することはできないですが、何種類かのキーボードから選択できるようになっています。入力できましたか。フォントを変更したり、大きさを変更したりするのは通常のワープロと同じです。


top | previous | next | home | history back