日本の文献

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<<日本で発刊された文献>>


『日本の書票』
(海野 弘 坂本一敏 クリフ・パーフィット共著
日本書票協会編 文化出版局 1982年)

●内容
 <蔵書票の解説>
 「西洋への小さな窓 日本書票の黎明」
 (海野 弘)
 「日本書票のあゆみ 現代所票と日本書票
  協会」(坂本一敏)
 「書票・西洋と日本」(クリフ・パーフィット)
 <日本の書票>
  55人の作家、410点に蔵書票作品が
  70ページにわたり、美しいカラー印刷で
  紹介されている。
 

 


『蔵書票の美』
(樋田直人氏著 小学館 1986年)

●内容
第一章 蔵書票へのアプローチ
第二章 エクスリブリスの世界
第三章 蔵書票界の歩みと展望
資料・文献
●各地で蔵書票展が開催されたりして、一般の
人々の蔵書票に対する関心が高まり、作家や
コレクター/愛好家からその解説書の発刊が
求められていた頃、それに応える格好の本と
なったと高く評されている。
●現在、この本そのものは新刊では入手でき
ないが、古書店をさがせば見つけられることも
ある。この簡易版が、やはり小学館からSL版
として1998年に出ている。

 


『蔵書票の魅力 本を愛する人のために』
(樋田直人著 丸善ライブラリー 1992年)

●国際書票連盟(FISAE)の第24回大会を
ひかえ、西欧の伝統と叡知の中から誕生して
今や一般に広がっている蔵書票について、
その魅力を再確認するとともに、今後の在り
方を問うために書かれたとしている。
●前半の「蔵書票の思潮」では、その発生
からの流れや、現在の日本や西欧での状況
など基本的な内容が書かれている。
●後半の「蔵書票の楽しみ」では、蔵書票の
絵柄の話、制作・蒐集・交換に関する話など
が豊富で、蔵書票の世界を楽しめる。

 


『蔵書票の美』
(樋田直人氏著 小学館ライブラリー 1998年)

●1986年に刊行された同名著書の普及版
である。(上記)
●親本は多くの人に愛されてきており、特に
美術系学求者、図書館学・書誌学関係者、
蔵書票愛好家、愛書家などから再出版の
要望が強く、小学館ライブラリー(SL)版で
発行されたものとしている。
●図版などは親本を踏襲している。



 


『蔵書票の芸術 エクスリブリスの世界』
(樋田直人著 淡交社 1997年)

●この本を蔵書票の基本図書とし、前掲の
『蔵書票の美』、『蔵書票の魅力』を応用図書
とされる、蔵書票研究家である樋田直人氏の
蔵書票3部作である。
●特にこの本では、今まであまり議論されて
いなかった蔵書票の「著作権」、「票主権」を
取りあげられている。
●「近現代蔵書票図鑑」として、18世紀から
20世紀初頭の伝統的な作家・作品を紹介
するとともに、現在日本で活躍する14人の
作品も紹介されている。

●蔵書票の著作権については『日本書票協会通信』に下記の関連記事がある。
「蔵書票の版権を考える」(内田市五郎 No.115 2001.4.1発行)
「再び、蔵書票の版権を考える」(羽田壽夫 No.116 2001.7.1発行)
特に、後者では"Bookplate International Vol.6 No.2 1999"の論説を引用しながら、蔵書票の
著作権につき作家と票主との関係や、権利主張の行き過ぎによる蔵書票文献発行への制約
などにつき解説されている。

 


『紙の宝石 書票を楽しむ』
(土屋文男著 北海道新聞社 1992年)

●1989年10月から1990年12月にかけ
2年2月、115回にわたり、北海道新聞の
日曜版に連載された「書票の世界」を一部
加筆され出版されたものである。
●国際書票連盟(FISAE)の第24回大会が
1992年8月31日から9月3日にかけて
札幌で開催されたのを記念した出版である。
●115回分については新聞掲載と同じに
蔵書票は美しいカラー印刷で、それにその
蔵書票の作家や絵柄、蔵書票そのものの
話題などバラエティに富んだ文章が添えら
れている。
●「主な書票作家によるコレクション」として
内外40人の作品100点余りもカラーで
綺麗に出ていて楽しめる。
 

 


『書票で楽しむ ━日本の蔵書票と作例に
見る新しい傾向』
(田中 薫 さきたま出版会 1993)

●内容
「書票について」
「作例と作者の言葉」
「自分で作る人へのアドバイス」
「日本の書票導入とその変遷史」
●現代社会における出版文化のあり方、その
中で良書とは何かと問いかける著者は、蔵書
票のやさしい作り方や楽しみ方という方向から
そこへ至るためのアプローチを試みる。
●通常の蔵書票の本と違い、ここに出ている
作品の多くは、著者が教えている大学の美術
教育学科学生のものである。

 


『現代[書票]情報事典』
(内田市五郎+中井 昇[編]
つくし館 1989年)

●蔵書票本来の機能に対する楽しみ、蒐集と
交換というもう一つの楽しみ、票主と作家との
関係などを基本に、一般の人に蔵書票をPR
するのにも役立つように書かれている。
●ニ十数国における蔵書票の概要を説明し
そのサンプル作品が出ている。
●「トランクいっぱいの書票」(中井 昇)では
蔵書票に関する様々な話題、蔵書票の自作、
蒐集方法、整理と保管の方法などが書かれて
いる。
●「エキスリブリス データ ボックス」には、
世界の書票協会、交換希望者リスト、交換の
ための英文レター書き方などが含まれる。
 

 


図説「書票の世界」
−デューラーから武井武雄まで−』
(中井 昇解説 つくし館 1985年)

●世界で最初の蔵書票から現代までの、
内外20国200人の作家による約400点の
作品が70近いテーマに分類して紹介されて
いる。
●「書票の旅」という中井 昇氏の文章に加え
「世界の書票協会」、「版式の略記号」、「主要
参考文献」、「作家索引」のデータも出ている。



 


『黄金期の西洋蔵書票(Golden Age Exlibris)』
(クリフ パーフィット 日本古書通信社 
1996年)

●<黄金期の西洋蔵書票展>(1996年10月
13日から19日まで、東京の丸善・日本橋店で
開催)を機会に出版された。
●この蔵書票展では、日本書票協会会員で
あるクリフ・パーフィット氏が、長年に亘り蒐集
されたヨーロッパの蔵書票から、特にこの黄金
期の作品約600点が展示された。
●内容
「黄金期の蔵書票━歴史的考察」
「蔵書票の主題」
「蔵書票黄金期史上の重要事件抄」
「図書目録並びに文献目録の抜粋」
「本書並びに同時開催の展覧会に現われる
作家名簿」
図版:160展余り


『學鐙』(Vol.93 No.10 1996 丸善株式会社)に、上記展覧会に関連した次の論文が
載っている。
「黄金期の西洋蔵書票」(クリフ・パーフィット:蔵書票研究家 訳 立石信子・丹羽泰和)

 


『現代日本の書票 附・西洋の書票』
(日本書票協会編 文化出版局 1978年)

●「現代日本の書票展」開催記念図録
●内容
 「書票」(志茂太郎)
 「書票とは」(日本書票協会)
 「日本書票協会発表作品」(1943〜1978)
 「大正・昭和の書票」
 「現代西洋の書票」
 「蔵書票とその意義に就て━主として木版摺
  に依る━」(棟方志功)
 「回想の書票人」(佐藤米次郎)
 「書票交歓━海外コレクターとの交流━」
 (内田市五郎)
 「日本書票のあゆみ」[年表]
 「書票集・参考文献書目録」
 

 


『続・現代日本の書票』
(日本書票協会編 文化出版局 1994年)

●内容
 「書票の世界」(今村秀太郎)
 「書票の美」(坂本一敏)
 「日本書票協会書票暦」(1943〜1993)
 「作家と作品の分類」
 「日本書票のあゆみ」[年表]
●蔵書票作品
 日本のもの:149人
 海外のもの:18人



 


『西洋の蔵書票
 ━バイロスとアールヌーヴォー━』
(内田市五郎 岩崎美術社 1982)

●内容
<蔵書票>221点を掲載(内、バイロス:70点、
 ビアズリーなどアールヌーヴォー:151点)
<解説>
 蔵書票について
 バイロスの蔵書票
 フォン・バイロス侯爵「私の蔵書票」
 バイロス小伝

      

 


『フィンゲステン エロスの夢
 ━アールデコの蔵書票━ 』
(内田市五郎 岩崎美術社 1989)

●内容
<蔵書票>206点を掲載
<解説>
 
 ミヒュル・フィンゲステンの蔵書票の特色
 作者と票主 マンテロとの出会い
 蔵書票の絵解きのための注
 フィンゲステン年譜
 票主名索引
 文献
 蔵書票サイズ一覧

 


『西洋のエロティック』
(内田市五郎+中井 昇[編]
つくし館 1998年)

●両者とも日本の著名な蔵書票コレクターで
あり、また蔵書票の著作もある。
●二人のコレクションから大小とりまぜ110点
余りのエロティック蔵書票が掲載されている。
●カテゴリー別および著名作家別(下記)に
分類されている。
 フランツ・フォン・バイロス
 ミヒェル・フィンゲステン
 マーク・セブラン
●当分野の参考文献リストも出ている。

 


<季刊『銀花』1978第三十五号[秋]>
『銀花』第三十五号では、「西洋蔵書票図譜」という
タイトルで26頁にわたり、西洋の蔵書票の豊富な
カラー写真とともに、その始まりから現代の交換の
世界などがわかり易く解説されてる。
また、この発刊と時期を合せて「現代日本の書票展」
(特別出品・西洋の書票)が東京銀座ミキモトホールで
開催された。

 

 

 

 

 

 

<季刊『銀花』1982第五十号[夏]>
『銀花』第五十号では、「特集日本の書票」として
30ページにわたりわが国の蔵書票世界の曙から
将来の展望までふくめ、幅広い内容が盛りこまれて
いる。特に木版・孔版・型染めなど日本独特の色彩
豊かな美しい蔵書票がカラーでたくさん紹介されて
いる。
 

 

 

 

 


『瑠璃の小匣』(第1号 1989年 瑠璃書房刊)
特集T 型染の書票
特集U 書票は楽し
●『蔵書票ジャーナル』の第20号でこの雑誌のことを知り、どうしても欲しくて馴染みの古書店
に頼んでみたが、見つからなかった。
あきらめかけていた頃に偶然ある方から発刊  当時興味があって何冊か買ったものを持って
いるという話を聞き、無理にと分けてもらった。
なんと運がよかったことか。
●型染めの蔵書票では、村上戸久氏のお話が 出ていたり、また蔵書票コレクターの方々の
それぞれの思いも数編出ている。

 




『アサヒグラフ』(1986年6.27特大号)
●「紙の宝石」書票の世界という見出しで、同誌
編集者による記事が8ページにわったて出て
いる。
●蔵書票収集熱が高まってきたという背景で、
作品をみて理解を深めてもらうという意図から、
蔵書票数十点がカラーで掲載されている。
●日本の代表的作家の作品を中心に、西洋の
ものや中国のものも紹介されている。
●蔵書票に関する簡単な解説も付いている。

○蔵書票ファンとして今までこの雑誌をさがして
いたが、なかなか見つからなかった。最近に
なり古書店<呂古書房>の案内冊子で見つけ
早速手に入れたものである。

 




『月刊美術』(1995年7月号 No.238)
●巻頭特集で「紙の宝石 蔵書票の魅力」と
して30ページ以上にわたり取りあげている。
●内容は次のとおりである。
・古いヨーロッパの蔵書票から現代作家の新作
まで109点
・ミニ版画としての高い芸術性(長谷川公之)
・胸をときめかせる蔵書票(伊藤文學)
・私と蔵書票(多賀新/蒲地清爾)
・「日本書票協会」と「蔵書票ジャーナル」
・頒布作品全データ
・応募要領

○この雑誌も上記と同様に<呂古書房>で
みつけたものである。

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