蔵書票に関する出版物

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ミステりー本に現れた蔵書票


「謎の蔵書票」
(ロス・キング著 田村義進訳
 早川書房 2000年4月刊)

 

 

 

 

 

早川ミステリー、もっと若かった頃に好んで読んだことがありました。しかし今はそんな
こともなく、こんな本が出ていることも知らなかったのです。
「朝日新聞」[2000年6月25日(日)]の読書欄でこの本の紹介が目にとまり、さっそく
翌月曜日には大手の書店に出かけ買ったのです。

1600年代のロンドンとボヘミヤを舞台に、ある古書を探索する物語ですが、時代と
舞台が何度も行き来し、それに西洋中世の宗教・文化・科学などが背景にからんで、
読むには少々疲れるところもありました。
それでも蔵書票がどんな形で物語に絡んでいるか、そんなことばかり頭において楽し
みました。ミステリーですからこれ以上は申しません。
物語の中で、ある蔵書票に書かれているラテン語のモットーのことが出てきたりして、
やはり西洋ではそういうことがあるのかと、以前樋田直人氏の著書でそのことを
読んだのを思い出しました。

雑誌「MOE」に蔵書票特集


絵本やイラスト、それに美術関連の、こんな
オシャレな雑誌に蔵書票記事が出てました。「MOEこだわり講座蔵書票の楽しみ」という
タイトルにより西洋や日本の蔵書票、日本の童画家武井武雄の蔵書票、MOEオリジナル新作蔵書票など、美しいカラーのページが続きわくわくとした気分になります。
関根烝治氏(日本書票協会会長)が蔵書票を初めて知ろうという人のために蔵書票の世界という解説文を書かれています。

 

 

 『月間モエ MOE』
     (2000年9月号,白泉社)

 

雑誌「彷書月刊」に蔵書票特集


本と古書/古書店の雑誌、愛書家の雑誌
である「彷書月刊」」という特集が37頁に
わたって組まれています。
内容は次のとおりであり、また最新のもの
ですから興味深く読めます。

 

 

 

 

 「彷書月刊」
 (2000年9月号、 弘隆社)

<「蔵書票への誘い」特集の内容>

巻頭エッセイ 私だけの宝物  浜畑賢吉(俳優)
蔵書票入門  関根烝治(日本書票協会会長)
鶴は千年、亀は万年−        
  十九世紀フランスの蔵書票
 気谷 誠(美術史家)                   
蔵書票の楽しみ方  松菱多津男(日本書票協会理事)
新孔版 見代ひろこさん版画工房訪問
  心優しき蔵書票
 田中 栞(黄麦堂店主夫人)           
夢二の書物と蔵書票                 樋田直人(日本ペンクラブ会員・
  蔵書票研究家)    
ゑくすりぶりすせんせい
  −受注から納品まで
 林  哲夫(画家)                 
蔵王変遷の魅力− 古書と蔵書票  阿部秀悦(青猫書房)
作家としてのスタンス  柄澤 齋(版画家) 聞き手 田中 栞
齋藤昌三の『蔵書票の話』について  内田市五郎(共立女子短期大学教授)
志茂太郎と日本書票協会  山口博男(つくし館主宰)
現代蔵書票作家紹介  山本信之(日本書票協会理事)
古今蔵書票文献リスト  梶原正弘(浪速書林)

蔵書票作りで広がる世界

財団法人理想教育財団が発行する機関誌「季刊理想」(2000年冬号)に、蔵書票に関する
小文を投稿しました。概要は以下のとおりです。

 


「季刊理想」(2000年冬号 Vol.59)
   財団法人理想教育財団発行

『特別寄稿 蔵書票作りで広がる世界』
   (蔵書票作家 末廣吉成)

この機関誌は各回6千部くらい発行されて
おり、主として教育関連機関に配布される。

 

 

 

   

   

雑誌「サライ」に蔵書票特集

 


「サライ」(2001年3月15日号)P.86

紙片に描く、所有者のしるし
「蔵書票」で愛読書を飾る
 自分で作る蔵書票
 板目木版
 木口木版
 銅版
 型染め・合羽摺り
 リトグラフ・孔版
 海外作家
 (同誌目次から)

 

「日本書票協会通信」(No.115 2001.4.1発行)にも、この「サライ」の記事について
次のように紹介されています。
 ●雑誌「サライ」蔵書票を特集
 ★小学館・刊「サライ」6号(3月1日発売)は、さまざまな技法で作られた蔵書票、その作
 り方、海外を含む代表的な作家の作品紹介など、カラー12ページで蔵書票を特集した。
 定価450円。
 
この雑誌特有の美しいカラー写真と巧みな構成で、蔵書票のことが楽しく分るようになって
います。中の小見出しも面白く、それだけでも紹介しましょう。
bullet基本的な道具と作り方で自分だけの蔵書票を作る
bullet「板目木版」 蔵書票発祥は木版から。日本は板目木版が多かった。
bullet「木口木版」 非常に硬く小さい版面から生まれる繊細な蔵書表
bullet「銅版」 多彩な表現が可能な現代蔵書票の主流
bullet「型染め・合羽摺り」 日本ならではの技法で摺られた色鮮やかな蔵書票
bullet「リトグラフ・孔版」 特殊な機械を用いる専門芸術家の技法
bullet「海外作家」 蔵書票の長い歴史が凝集した本場、ヨーロッパの作品

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