蔵書票に関する出版物

蔵書票の世界 日本書票協会 作成技法 参考文献 リンク先一覧 蔵書票作家の作品 蔵書票の話題 京劇の本・資料

 

雑誌「文庫」復刻版(岩波書店)でみた蔵書票

   

雑誌「文庫」復刻版(岩波書店 1997/1)
復刻版刊行にあたっての前書きから

これは<岩波文庫の会>の機関誌として
1951年から1960年までの10年間に
わたり毎月刊行されました。
この会は岩波書店とその読者との交流を
はかる目的で組織化されたものです。
最初は同書店の創業者岩波茂雄氏の
出身地長野でスタートし、半年後に全国的
組織になりました。最初の6カ月間に出た
1〜6号とは別に全国展開された時点で
改めて第1号が刊行されたのです。この
復刻版は新たな1号から終刊までを年度
毎に合冊、10冊の函入り上製本となって
います。
この雑誌の創刊当時は第一次文庫ブーム
であり、文庫と称されるものが90以上も
出現、用紙不足から本の価格も値上がり
し、創刊25周年を迎えようとしていた岩波
文庫としても読者層の最も固いところを
組織化する要請があったということです。

 

 

●岩波文庫を中心にして、その周りにひろがる《知の森》、その中に数多くの論文、
エッセー、書評が発見できるのです。戦前、戦中そして戦後にかけて活躍された
著名人や文化人500余名(述べ820名)の文章は、書物を愛する人々にとって
今なお新鮮さを失ってはいません。
●この「文庫」第2号に、なんと蔵書票10葉がカットとして載っているのです。
この号の後書きには、「カットはすべてエックスリブリスを使ってみました。」とあり、
その後に蔵書票に関する数行の説明があります。
●愛書家にとって興味をいだくような話題を取りあげるということで、第6号には
『蔵書印の話』(志村健一)が載っています。これは蔵書印の話題ページでご紹介
しましょう。やはりこの号の後書きには、これからも愛書家の手引きになるような
話題<誰でも出来る文庫本の上製の作り方>、<本箱の作り方>、<蔵書票の
話>を予定したいとありました。期待して全巻をめくってみましたが、残念ながら
蔵書票に関する記事はみつかりませんでした。

 

 

「文庫」第2号 目次

岩波文庫の使命(武者小路實篤)
讀者の恐ろしさについて(渡邊一夫)
岩波文庫略史U
讀書案内
「石のしたの心」こんなよみかた2
讀者へのお答え
日本の「リリオム」(岩井直太郎)
五月の新刊・重版
近刊豫報

 

 

 

   

   

   

   
   

戻り