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イスラム芸術の傑作 グラナダ・アルハンブラ宮殿 Granada/スペイン
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グラナダ・アルハンブラ宮殿 アンダルシア地方/2001年・夏 ![]() |
| グラナダは南側に構えるシエラ・ネバダ山脈に抱かれ、13〜15世紀後半まで繁栄したスペイン最後のイスラム王朝ナスル王国の首都であった。アルハンブラ宮殿はその歴代王達の居城であり、長い歴史の中で増改築が行なわれた結果、イスラム芸術の粋を集めた複合的な美しい集合建築となった。 「アルハンブラ」とはアラビア語で“赤い砦”を意味し、宮殿とその敷地では建築学的にも素晴らしい構造と造作を見ることができる。建物全体はスペイン南部特有の風土に合った茶系石材が使われ、床には見事なタイルを敷き、あるいは天井部分を特徴あるイスラム様式の幾何学文様のアラバスター(鍾乳石)で美しく装飾、更に敷地は至る所に配置された東方文化を強調する豊富な水を使った無数の噴水、それを取り巻く色とりどりの花々と植物に囲まれた多くの庭園などで構成されている。 真夏のスペイン、強く眩しい逆光の中にかつての宮殿の栄光を示すかの如く、124本の大理石柱の回廊に囲まれた「ライオン噴水」が光り輝く。28年前の1973年に訪れた時と全く同じ光の中で、ライオン達が無言のまま噴水の盤を支えてていた。
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