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「バルト海のパリ」・リガ(リーガ)Riga/ラトヴィア
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リガ(リーガ)旧市街 市庁舎広場の夜更け 首都/2005年・冬 ![]() |
| ※ポプラ社発行 「ポプラディア情報館・世界遺産」掲載採用写真/2007年03月 |
| バルト海に面するという意味で、エストニア/ラトヴィア/リトアニアは「バルト三国」と呼ばれている。 そのうち最も大都市と言える人口80万、ラトヴィアの首都リガ(リーガ)はハンザ同盟に参加した中世13世紀後半頃から大きく発展を成し遂げてきた。しかし16世紀以降、1991年に隣国ロシアから完全に独立するまでのラトヴィアの歴史は、他のバルト海沿岸の小国同様に、入れ替わり近隣列強の支配を受ける続けるという厳しい状況であった。 かつて「バルト海のパリ」とまで呼ばれた中世の面影を色濃く残すリガの旧市街地には、13世紀に原形の教会が建立され、展望台を兼ねた高さ123mの高い塔を備えた聖ペテロ教会、石畳の市庁舎広場、そして13世紀に最初に建てられ、その後18世紀に至るまでロマネスク・バロックなど時代を反映した様式を見せるリーガ大聖堂などが良好な状態で残されている。これら中世の時代を今に伝える旧市街地は、現在UNESCO世界遺産の登録を受けている。 市庁舎広場を囲み、色鮮やかに輝く細密彫刻と彫金細工のファサードを強調する「ブラックヘッドのギルド」と呼ばれる華やかな建物は、15世紀以来半破壊状態であったが、リーガ創設800年を記念して2001年に完全に再建され、その印象的な姿を誇示している。 真冬の夜半、透明度のある夜空がなお青みを増し、氷点下の冷気が総石畳の広場全体へ広がり始め、人通りの少なくなったリガ旧市街の空間は時間が止まりただ静けさだけが支配していた。極寒の空気が限りなく澄み渡り、中世の香り漂う建物群の照明が更にシャープになってきた。何と素晴らしい静かな時なのか・・・
現地では「リーガ」と発音する場合が多く、「リガ」はドイツ語系の発音である。 |
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