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クレタ島 コウマサ遺跡・円形墳墓 Koumasa/ギリシア


コウマサ遺跡・「円形墳墓」
クレタ島/1994年
  コウマサ遺跡は遠方にカマレス洞窟のイディ山脈を望む広いメッサラ平野の南端にある。
その発掘は1904〜1906年に行なわれ、共同体用の正方形墳墓1基とメッサラ様式の小形円形墳墓3基が確認された。出土品の分析から、墳墓は紀元前3000〜1800年頃に属するミノア文明のかなり古いタイプの墳墓群と考えられている。特に円形墳墓Bと墳墓Eは、おのおの内径9m以上のサイズで、メッサラ様式の円形墳墓では最大級と言える。
  円形墳墓から出土したイボを付けた生き生きとしたヒキガエル(ライオン説もあり)を形取った金製宝飾品は、東方パレスチナ方面から伝播したと推測できる高度な黄金粒状加工の典型と言われている。その他、テラコッタ製・全身型雄牛リトンやリブ付銅製短剣なども出土している。
  金製・「ヒキガエル装飾品」: イラクリオン考古学博物館在/登録No. 386・長さ11cm
  テラコッタ製・「雄牛リトン」:  イラクリオン考古学博物館在/登録No. 4120・高さ39cm
  「リブ付銅製短剣」:      イラクリオン考古学博物館在/長さ180cm
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