会社が崩壊に向かう一つのシグナルは、社員が内容では無く、形式に拘り始めると言う形で現れる。これは無難主義の現れで、事なかれ主義の別名でもある。取り敢えず降り掛かる当面の災難を避けようという心理が人々の心に働くのだ。「形式」を整えておけば、先ずバレルことが無い、内容は分かりはしないのだからと言う読みがある。それだけ上の能力が疑われている証拠でもある。とに角、問題さえ起こさなければ、給料は入って来るのだ。そうして社員たちは自分の殻に閉じ籠もってしまう。

何故この様なことになるのだろうか、それは上からの指示が下では納得されていないと言うことだ。上の人の気持ちが下に伝わっていないと言うことでもある。下の人が突き動かされていないと言うことだ。

人々は結果に責任を持たず、心は荒れすさんで行く。1〜2年もすれば、会社は立派に危機に瀕する。

ただし、官公庁は別だ、国民の税金で成り立っているので崩壊することが無い。税金は必ず毎年税務署が徴収するものであるし、その税金は予算として、きちんと配布されて来る。そうこうしている内に、危機か否かの感覚も遂には麻痺する。

02/6/5 18:41

崩壊のシグナル