夜十時、突然電話が鳴った
久しぶりに聞く友人の声
「今日、Yが肝臓の病気で亡くなったよ」
今年三月、新宿のホテルで開かれた同窓会ではYは変わりなく元気な様子であった。そう言えば酒は控えているとのことであったが、いつもと変わらぬ穏やかな雰囲気で彼は少しは飲んでいた。再就職後の新しい仕事も順調の様子だった筈だ
彼は三年前に、還暦を迎えたが、再び別の会社に勤務を続けて今日に至っていた。頭の中はいつも仕事のことが一杯で、休むということがなかったと思う。
働いて、働いて、そのままあの世へ行ってしまった
仕事の出来る真面目な人たちが倒れるまで働いている
還暦も過ぎればあの世は直ぐ近い所にあるというのに
01/12/2812:56