ランンカウイ島(マレーシア)
仕事仲間の4人連れで(69歳にもなっても、まだ緩やかにではあるが仕事をしている)マレーシアはランカウイ島に小旅行をした。別の言葉で言えば、これは修学旅行の様なものである。
ランカウイ2月18日(日)
ホテルのプールで泳いでから、一休みする為、宿泊棟シャーレ2130に帰ると、ちょうど地元のメイドが部屋の掃除をしていた。愛想が良く親日的な若い女性だった。彼女は“Thank You”を何度か言った。
水を飲んで(身体に水分を補給してから)、暫くパソコンを操作した。最近は旅をするのに、必ずパソコン持参である。或いは生活をパソコンと共にしていると言うべきか。但し、このホテルでは持ち込みPCをインターネットに接続する設備はなかった。私の経験ではこの面では、韓国が最も進んでいる。 ランカウイのホテルの宿泊客は日本人は全体の一割であろうか。白人の方が断然多い。中国人も多いが、話さない限り日本人と見分けはつけにくい。
ランカウイでの過ごし方はプールで泳ぐか、近辺の島々にオプシオナル・ツアーで出かけるかである。この様なリゾートではむしろ、動き回らずゆっくりした時間の流れをホテルのプールで楽しむのが本命と言うべきか。
従って、終日プール・サイドで過ごした。夕方5時から空港近くで開かれているナイト・マーケットにタクシーで行った。これは毎日、場所を変えながら行われている地元民の為の市場(マーケット)である。自分たちの目的は夕食を取ることであった。
夕食は僅か2RM(約70円)で済んだ。1RMずつ2種類の食べ物を買うと、それぞれ食べきれない程の量がやって来た。一つはチキンの唐揚げ、一つはエビと小麦粉を混ぜて揚げたパン様の食べ物だった。これで最早、満腹に至った。味もそれなりに美味しかった。
ナイト・マーケットに行く前に鷲公園に行って鷲の彫像の写真を撮った。マーライオンがシンガポールの象徴である様に、鷲はランカウイの象徴である。ランとは「鷲」、カウイは「赤茶色の」の意で、ランカウイは「赤茶色の鷲」である。
ランカウイ2月19日(月)
9:00ホテル玄関前集合。マングローブの森、蝙蝠の洞窟・鍾乳洞、炭焼き小屋、魚釣り、かに獲り(仕掛けを海に仕掛ける)、鷲の餌付けを見る。それらを八人乗りの小さなボートで巡るツアーである。最後は釣り上げた魚でバーベキュの昼食となる。但し、魚は釣れなくても、漁師が提供してくれる。我々4人グループでは、私だけがメバル1尾を釣った。但し、まだ小さかったので海に戻した。船頭は数尾、ガイドは1尾を釣った。船頭の釣った魚はいずれも「さより」だった。
ホテルに帰ったのは午後3時である。それから5時頃までホテルのプールで泳いだ。後、ホテル・レストランで夕食。タイガー・ビール11RM(町でえ買うと2,3RM)、サンドウイッチ18RM、コーヒ5RMであった。
ホテル売店で錫のビールジョッキを自分の土産に購入した(105RM)。
ガイドはマレーシア生まれの中国人のMR.LOHさん。日本語が堪能である。東京に住んだことがあると言う。
ランカウイ2月20日(火)
朝、Lankawi Cable Carで山頂に上った。高所恐怖症の人は避けてくださいとはガイドの弁。ケーブルの全長は2,158m、6人乗りゴンドラで頂上に行く。頂上ではランカウイ島と周辺の島々を360°の大パノラマで見渡すことができる。深い谷を渡るので、足下を見ると恐怖感にとらわれる。
帰りはスウエーデンから来た高齢者4人連れと同じゴンドラに乗り合わせた。そのグループの一人のご婦人は高所恐怖症とのこで、決して窓側の席には座ろうとはしなかった。因みに、スウエーデンから来たこの四人は4週間マレーシアに滞在するのだそうだ。
ケーブルカーからホテルに帰ったのは午前11時過ぎであった。
午後はホテルのシャトル・バスを利用してカンカウイ最大の町・クア・タウン(Kuah Town)に行き、ショッピング・モールで昼食をとり買い物をした。昼食はご飯の上にカニ、いい蛸の煮付け、卵焼きを乗せ、それにペプシ・コーラを一缶付けて合計7.5RM(約280円)と安く、美味しかった。マレーシアの人々の生活感覚はこの金額が何よりも雄弁に物語っているであろう。外国からの観光客はこの周辺では殆ど見かけなかった。観光客はビーチ沿いの豪華なホテルで、地元の人とは別の時間を過ごしているのだ。
ショッピング・モールでは手作りの風鈴を買った。私は「がらくた」と言われる商品が好きである。その中には、涙や、幸せや、努力や失敗や欠陥までもいっぱい詰まっている。この石と貝殻で作られた風鈴は8RM(約300円)であった。
この三日間は中国の旧正月に当るので、中国人が多かった。休暇を取って中国本土から遊びに来た中国人、マレーシアに住んでいる中国人の息子や娘を訪ねて来た中国の親たち・または親戚一同などである。彼らは風采からは日本人とは区別し難いが、喋ると分る。
ランカウイ2月21日(水)
もう帰国する日だ。夕方ホテル出発なので、それまでやっぱりホテルのプール・サイドで過ごした。21時30分、ランカウイ国際空港を飛び立ちクアラルンプールへ、23時35分クアラルンプールを飛び立ち成田へ、そして約6時間の飛行で早朝7時(時差1時間)の成田に着いた。成田の気温は零下1度で、33度のマレーシアの真夏日から一気に真冬日へ突入した。
写真:鷲の彫像 マングローブの海 メバルを釣った