ある年齢に達するとこの世に起こっている全ての出来事に対して、次第に関心の度合いが薄くなる。若い人たちが一生懸命感情を込め、事の展開に一喜一憂している様子もただ煩わしいと感じるだけだ。
どうせすべての事件の結末はもう判っている。だから、そこで演じられていることはただ五月蝿いだけで、もしそれがテレビで演じられているのなら早速スイッチは切ってしてしまうだろう。
お金との関係もそうだ。金を儲けても何に使うのだ、そのことに思いが至らない。
歳をとるとはこの世への関心が薄くなり、この世との連係の糸がか細くなって、今にも切れそうになって行くということだ。かくして人老いれば次第に群を離れ、ひとりずつ孤独になる。
03/2/16 22:32