朝日〜飯豊 ご過労様がゆく ナベちゃん+3B・PART2 2002,05,24〜25
 飯豊連峰の春
 山里の春。遠く飯豊連峰に残雪を望む。ここに厳しい冬を想像するのは、街者には難しい。

出発
 あ゛ーっ。( ̄◇ ̄;)ねむい。かれこれ48時間くらい起きてるぞ。いつも思うのですが、なんで仕事って年間平均してくれないのかねぇ。今週は4本も重なっとる!!!
ふふふふ。こうなったら、金曜日夜からいなくなってやるっ! 釣りに行ってやるっっ!! 遠くに行ってやるーっっっ!!! ( ̄ー ̄;)
 ということで、半ばグレてPCのキーをたたいていた先週。一日100通くらいやってくるmailをバッヂ処理しながらふと気づくと、ありゃ。また事務局長ですよ。どれどれ。
「もうだめ.....」なんとまぁ、疲れ切っているひとがここにもいらっしゃいましたよ。先々週岐阜で遊びましたが(「渓」でですよ、勘違いしない様に!)、もう渓切れらしいですな。ちょうど良い、お互いどうやら「ご過労」状態、こうなったらどこでも行きまっせー。もっとも、ワタクシの場合は単なる身体的な疲れ。しかしながら、彼は心身共にマイっている様子。これはちょっと短期集中治療が必要でしよう。彼を治すには、あそこに行くしかないですな。でも神戸からだと、片道1000kmの移動だよね、来れるかなぁ.....


気づいたら東北道
 来たよ、この人は。ぎゃははは。東京駅八重洲口のヤンマービルの前で、ボストン片手にネクタイはずしたリーマンスタイルでニコニコ立っている。「ぎゃははははは、どーも。」もうお互い笑うしかないですね。「ほんでは、ここからは快適なホレチッタ号の旅をどうぞ」ということで首都高〜東北道へ。目指すは、彼が愛してやまない羽越国境・朝日〜飯豊連峰へ。

 今回のテーマは「癒しの旅」。はなっからナンチャッテ横着釣りを決め込んで、宿もばっちり予約しての山形入り。どうやら事務局長お気に入り・一押しの宿ということで、それだけでも楽しみでしょうがないです。
 深夜の米沢を通り過ぎ、飯豊温泉付近に到着すると、いきなり激しいカミナリが鳴り、レゴが入ったおもちゃ箱をひっくり返したような雹(ヒョウ)が降ってきた。風も強いぞ。「これぁ、里川で遭難ですかねーっ、わっはっはっ!!」と、すっかり開き直って盛り上がってます。
 目的の車止めに到着すると、嘘のように雨は上がりましたが、やはり有名ポイント。すでに車が3台ほど止まっています。先行者の車をじっと見ているナベさん、なにか気になっている様子。実は2台は、宇都宮渓遊会のお歴々の車だったのです。どうやら前日から入っているようで、すでに車内は無人でした。他の車の方々は、それぞれお目当ての上流部に行くと言うことで、宇渓会の車に挨拶の書き置きを残し、チョイ釣り可能な沢を目指します。


さすがは名にし負う豪雪地帯。
この先にも同規模の雪渓があり、遡行を阻む。
雪渓


 出会いからちょっと歩くと、すでに雪渓が見えてきて、イヤな予感。あちゃー、こりゃ完全に埋まってますなぁ。下流側は緩やかだったので、一応登って確認すると、上流側は完全に絶壁状態。その20mくらい上にも、同規模の雪渓が冷えびえと立ちはだかっている。「うーむ。これぁ、撤退ですな! きゃははは。」いくら楽観脳天気コンビでも、命はちょっと惜しいので、さっぱりと撤退です。

まだ5時よん♪
 時計を見るとまだ5時すぎ。ふふふ。この辺はいくらでもアルらしいのだ。釣り場は。こうなったら大場所拾い釣り良型釣り放題コースだーっ、ということで、ナベさんに任せ、気持ちのよい明け方の山里を突っ走る。
 途中、「入山券」なるものを関所で売りつけられて釈然としないながらも、大きな堰堤に到着。「ここですね、うっしっし!」「そうです、うっしっしっしっ!!!」いそうですよコレは。いるですよ、サカナが。毎度のごとく睡眠不足もどこへやら、憑かれた者のごとく目をギラつかせ、それぞれ仕掛けを準備。じゃじゃーん。そこで登場「極太くん」
 「こういうところはコレっすよ!!!」とオモリより重そうなそれを付けた仕掛けを、ナベさんが2投、3投すると、「ググッ」、おおっ。引いてる引いてる。こんなアタリは久々に見たぞ。何しろ堰堤横の護岸から長竿でやってるので、とにかく掛かったら抜くしかない。ゴンとアワセをくれてやると、ぎらりと光る大きな魚影!!
 ポーンと抜きあげたのは、9寸オーバーの良型イワナちゃん。同じようにして今度はジャスト尺、と、連釣です。「おおっ、ではワタシも」とナベさんの長竿を借りて、一本向こうの沈み石付近でエサを踊らせると...... またまた来ました。これまた9寸の良型ちゃん。


ジャスト尺 ナベさん尺イワナをゲット。今年は釣運は良いのでは?? (ん?ウデですか? そりゃまた失礼。)


今回もナベさんのサポートにより
良型に会えた炭焼き職人。
9寸


わっはっはっ アサイチで出ちゃったね!! 
この笑顔があれば大丈夫。


 さて、それではマッタリいきますか。その後はのんびり里川で遊んで、ウェーダー脱いで昼飯タイムとなったのですが.....
 またまた悪いクセが出ちゃったのですよ。宿方面に向かっている途中、橋が架かってる。その下には、いーーーー、感じの淵が....  「おおっ。泳いどる泳いどる!!」ナベさん魚影を発見したらしい。「しかもデカいぞ!!」 こうなったら誰も彼を止められない。またまた8mの長竿に、大バカつけた仕掛けで、橋の上から「正調・サンダル釣り」ですわ。


これが伝説の.... 伝説のサンダル釣り。
好きだねぇ〜....


岐阜でもサンダルで尺アマゴをあげたナベさん。
再現なるか?
どうだ!


 

少しは癒されたかな
 サンダル履きでのチョイ釣りでは、二週間前に岐阜で良い思いをしているナベさんは、ここでも再現を狙っている。実績がアルだけになかなか侮れないが、今回はちょっとタイミングが悪かったようですね。そこでは釣れませんでした。その後、最後にそのポイントの上流にある第一堰堤で、これまたぼうずで納竿。まあ、アサイチに型をみちゃったんで、良しとしましょう!!

 その後は、いよいよ宿へと向かいました。ナベさんおすすめお気に入りだけあって、出てくる料理がひと工夫ふた工夫、なんとも美味しくて、しかも街場では絶対に頂けないものばかり。銘酒「櫻川」に舌鼓を打ちつつ、食堂のお客さんたちとも楽しい会話であっという間に時間が過ぎました。

 なんとも帰りたくないところですが、そこは街者のサガ、せっかく少しばかりでも癒された2人の「ご過労様」は、またまたあのグレーの世界に帰らねばなりません。しかしここまで来たのだから、ただでは帰らない。往路とは道を換え、会津喜多方経由、名物喜多方ラーメンを食べてのドライブです。
 東京駅で新幹線に乗るべく駅に向かうナベさん、帰り際に
「来週はどこにします??」
と来た!!!( ̄□ ̄;) 
 これをのんきに読んでいるそこのあなた。今度は、あなたのところに電話が行くかも知れませんよ〜〜。


でもけっこう本気で「次は南アかな〜、ぶつぶつ」と言ってましたから、寸又渓輔さん、気を付けたほうがいいですよ。

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