![]() この景色を見るたびに、「また来たい」と思う。 プロローグ こきこきと肩が鳴ります。先々週はナベちゃんと飯豊、先週は「バカなが隊一日入 隊体験釣行」。そりゃあ肩も首も鳴りますわな。「おっしゃあああ。今週も行くぞー っ。」と張り切ってはいるものの、連日の12時1時帰宅という仕事のばたつきで、たしかにちょっと疲れ気味です。 「これは完全にあのお方の術にはまっているな...」 そうです。今回もまた、神戸のお方、ナベちゃんとの釣行です。埼玉のひとが東北行くみたいな感じで毎週いっとる、いろんな意味でダイジョブかぁ? と思うのですが、本人は火曜日になると「また切れてきたー」と発作をおこし、電話口で主張するのです。 そんなこんなで、こちらも水曜日を過ぎると「アホアホ病」が再発し、だんだん具合が悪くなってきます。 「ああ、はやく渓にいきたいよ〜」と、時間を盗んで上●屋にエサを買いに行ったり、まっちゃんに内線して集合時間を確認したり、無意識にそういう行動に出てしまうのは、やっぱり間違いなく病気なのでしょう。 今回は、「尺を求めて今日も逆ギレ」まっちゃん、「神戸って以外と近いじゃん(近くない近くない)」ナベちゃん、そしてワタクシの3人が、「渓に棲む」の管理人で、「渓の忍者」の異名を持つ寸又渓輔さん のご案内で大井川源流へ連れて行ってもらいます。先週のバカなが隊のみなさん&川 虫くんとの渓泊まりでは、同じ南アの源流で大変すばらしい渓の遊びが味わえ、ま た、昨年入渓したことのあるナベちゃんなど渓道楽の面々は、「イワナ大爆発」を経験しているという渓。おのずと期待に胸ふくらませての入渓となりました。 すっかり見慣れた「リーマンスタイル」 まっちゃんのスーパーシャッカミテラノで快調に静岡に到着、あとはひたすら車止めに向かいます。先週のバカなが情報では、今回の目的地へのアプローチは通行止めになっているとのこと、心配してそのことをいうと、「ダイジです。裏道ありますから」と、余裕の寸又さん。さすがは超地元、ワタシが246の裏道知ってるのとワケが違う。あっという間に車止めについてしまいました。古い小屋がありますが、そこで早速一次会です。 写真をみると、いったい何の集まりなんだかわからん集団ですなぁ。ゴルフ行くヒトもいらっしゃるようで。
一眠りして、出発です。昨夜とのギャップがなんともおかしいですが、そこは渓エ キスパートのナベちゃん&渓輔さん、遡行スタイルは様になっています。後ろに続く まっちゃんは、待ちに待った今年初の渓泊まり、ルンルン気分ですが、ウインドブ レーカーはちょっときついんじゃないの..? アプローチの行程は、「忍者」寸又時間で3時間半。ワタクシとまっちゃんでは、 4時間でしょう。結構な長旅です。30分も歩かないウチに、まっちゃんはやっぱり ウインドブレーカーを着ていられなくなりました。その下は半袖Tシャツ。極端なのよ ね〜、衣装が。
ひたすら廃林道をてくてく歩き、唯一の難所、「岩壁ゴボウ登り」では、ワタクシ改めて高所恐怖症を実感。足がふるえてしまいました。ナベちゃん寸又さんはスイスイクリア。まっちゃんも、こういうところは全然平気らしく、余裕で登っちゃいました。ラストのワタクシは、顔は平静を保っていましたが、動悸はバクバク、足はガクガクで何とかクリア。「ふぅ、まあこんなもんかな!!」と強がっていましたが、結構真剣にビビっていました。
そこを過ぎればあとは林道から入渓路を下るだけ、結局4時間ちょっとでテン場に到着しました。いい感じのテン場で、早速支柱を探し、ブルーシートで床と屋根を施工。病人4人のためのスィートルームが完成したところで、「んじゃ。いきますかぁ〜」。このシチュエーションでの「いきますかぁ〜」は、先週のバカなが体験入隊で「釣りに行く」のではなく「とりあえず飲む」の意味であることを知っていたワタシは、迷い無く酒を準備し、一気に乾杯になだれ込んだのでした。
時間は10時 ここでマッタリ過ごしつつ、そろそろ行きましょうか、と今度は本当に釣りの準備をしていよいよ釣り開始です。渇水気味で、やや反応が悪いかと思いましたが、しばらく行くと早速まっちゃんにイワナがヒット。6寸強のきれいなヤマトイワナに、うれしそうなまっちゃんだが、ちょっと物足りなさそう。今回は、まっちゃんは尺に会えることを期待しているのです。まわりの私たちも、なんとかまっちゃんに尺ものを釣らせたいと思っていたので、粘り癖のあるまっちゃんを追い立てるようにして、先へ先へと進みます。
みなボチボチ釣れ始め、そのうち、6〜7寸は入れ食い状態に。寸又さんとナベちゃんは、テンカラでサカナの出るところをみて楽しんでいます。ワタクシは気が向いた場所で竿を出しながら、時々掛かってくるイワナチャンを写真に撮りながらの、楽しい遡行となりました。良い時間になったので、適当な平場を見つけて昼食タイム。なんといっても、渓の昼食はそうめんですな。まっちゃんは自称「そうめん奉行」ということで、「では、すべておまかせしましょう」と楽を決める先輩3人。なにやらまっちゃんいろいろタッパー出してきたよ..? おおっ、それはおろしショウガと刻みネギだね... おおおっ、キュウリの線切りとトマトぢゃないですか?! みなでコッフェルに麺つゆを分け合って、渓の水でキンキンに冷やしたそうめんを、それらの薬味でいただいたわけですが.... 「うんまいっ!!!」 それは本当に旨いのでした。 まっちゃん、「自称」はやめて、「自他共に認めるそうめん奉行」にしてもいいよ。
尺イワナの行方は.... そんなこんなで、楽しい昼食をささっとすませ、本日の核心部、「イワナ爆発の 淵」に到着。4人で並んで釣っても全然大丈夫なくらいデカイ釜です。ナベちゃん は、ラストチャンスとばかりに、まっちゃんに付きっきりで左岸のエグレで「尺釣 り」のレクチャーです。ワタクシは、反対側の巻き返し、寸又さんは渕尻で、それぞ れ竿を出しました。二投三投すると、そこからはもうまさに爆発。7〜8寸のヤマト ちゃんがパカパカ釣れてきます。まっちゃんは、ナベちゃんに借りた8mの長竿で、ひ たすら落ち込みの流心を狙っていますが、やはり7〜8寸が多かったようです。その うち、ワタシにまたアタリがあって、もういい加減飽きてきたので片手でクィッとあ わせると、おりゃ、結構重いね。。。 おお? こりゃちょっとデカイか な。。。?? あららららっ??あデカイよこれ!!1号通しを付けていたことを神 に感謝し、一気に引き抜くと、上がってきたのはまるまる太ったイワナチャン。メジ ャーで測ると、33センチ。「尺一寸ですな、がっはっはっ」はかってくれた寸又さ んが、うれしそうに笑っていってくれました。「うぉーい、まっちゃん、尺出た よー」というと、まっちゃんもいよいよ本気出して真剣に竿を振り続けます。
その後かなり粘ったまっちゃんですが、9寸強をなんとか出して、今回も尺には届 かず。しかし、楽しい渓釣りの中で、ナベちゃんに大物釣りをじっくり教わったんだから、まっちゃん次は絶対大丈夫よ!! と心にもない慰めをみんなでしてあげながら、今度は楽しい焚き火宴会が待つテン場に戻ります。 テン場では、相変わらずの大宴会、みんなで持ち寄った思い思いの料理と、本日キープした数尾のイワナチャンを刺身、塩焼きでありがたくいただきました。酒は足りないことはあっても余ることはありません。だいたい余ったら、帰りが大変だ!! とばかりにがんがん呑んでマッタリします。いつまでも終わらないで欲しい瞬間、この時を楽しみに来ているのですからね。
ということで、ワタクシ的には3週連続釣行、2週連続渓泊まりという、滅多に出 来ない楽しいひとときを過ごさせていただきました。帰りは定番の「温泉+生ビー ル」でまたまた「くーっ!!」。本当に楽しい釣行でした。ご案内いただいた寸又さ ん、まっちゃんに付きっきりでアドバイスしてくれたナベちゃん、ありがとうござい ましたー。 P.S で、来週は? ナベちゃん。(爆) この釣行は、 「渓に棲む」釣行記「井川 遙に会いに行く」 でもごらん頂けます。
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