GW強引釣行記 〜ちょっとびっくり大イワナ〜 2001,05,04
プロローグ

 「諏訪南-岡谷 ユキ 50`規制」
 「...........」
ワタシと奥さんは、ただもう沈黙するしかありませんでした。いまはGWの後半、都心では 夏日が近づいている。桜なんてとっくに葉がボーボーだ。いま向かっている駒ヶ根だって、 近所の高遠の名物桜見物の大混雑も、「先週で終わりました」と義理の妹さん夫妻からき いている。
 「高速が混まないように...」ということで、東京を4:00にでた。それでも大月付近で 8キロの渋滞に遭い、こんどはこの季節(大)ハズレの雪攻撃に、ただただあっけにとられ るだけでなのでした。

雪景色 またまた雪景色....



 長野県伊那谷の義妹夫妻の家に遊びにいく途中の、ちょっとしたハプニングでした。
 遊びがてら、せっかく行くのだから、伊那谷の天竜川支流で、ちょろっと竿を出そうかな、 なんてたくらんでいました。
 そんなこんなで、なんとか駒ヶ根にたどり着き、昼ご飯をいただき、ちょっと仮眠なんぞを していると....
 そうです。あの男から、TELがきたのです。


ちみね〜....

「あっ、師匠ですか??」
「うん、そーだけど...、何か用?...」
ワタシは大変やな予感がしました。そーです、もうすぐ人生のもっとも大事な時期をむかえ ようとしているのに、最近ますます釣りのことしか頭になく、各方面から心配と顰蹙のカゼを 受けているわりに、〜どこ吹く風〜、といった感じで人の顔を見るとやれ「ヤマトイワナ」 だの「寄生虫と刺身」などよくわからないことを言ってくる、そーです、Mちゃんです。ワタシ は渓魚のような警戒心をもって、
 「今ワタシは家族サービスの最中である。よって、ちみの質問には答えられない。 残念だが、一人で解決しなさい。フォースの守りあらんことを。」
といって電話を切ろうとした。ところが、
「今どこですか?」
 という、恐るべきシンプルかつ粗暴な質問をしてきた。実は、例の件で、家族全員が八ヶ岳 に集まっている、式の段取り説明と正式な招待をかねて、明日長野に行く、ついては明日の午後に いつものTに釣行しよう、というのだ。
 ワタシは、一瞬耳を疑った。
「ちみね〜。そんなときに釣行できる訳ないでしょう、ねえ。だいたい、式っていつよ??、 来週でしょ。自分の家族に招待状出すのが一週間前って、そんなのあり?」
 まったく、人ごとながら不安になってきました。でも、この人はいま一番重度のアホアホ病 なので、なにを言っても聞くはずが無い。
「ワタシはいま、駒ヶ根にいる。」
この言葉に、この世の奇跡のように喜び、ではTで13:00にあいましょう、 と、さっさと段取りを決めてしまった。


でました...

 ほんの半日のT釣行でしたが、今回は自分にとっては忘れられない釣行となりました。 一般河川では初めて、尺上をかけてしまったのです。落ち込みの対岸に、岩と岩が互いに もたれあった感じで、小規模ながら釜を作っていました。そこに、まず出口付近をひと流し すると、20cm前後のアマゴがヒット。早速最近作った自作の携帯水槽で写真を撮り、リリース。

 初アマゴ さい先がいいね。

 次は、もう少し奥にエサを送り込むと、こんどはもぞもぞと小さなアタリ。「ちびかな?」と思って 聞き合わせすると、ググッ、ぐんぐんと、今まで体験したことのないあたり。「もしかしたら...」という不安が よぎる。そう、いつものように、ワタシは0.2号の細イトだ。大物師さんごめんなさい。必死に穴に戻ろうとする サカナを、だましだましイナシて、手前の流心を何とかかわす。当然抜くことなんてできません。 先日、Mちゃんが別の川で、「手前でばらしたっ」と涙目で言っていたので、ここは慎重にタモを出す。

 37cmイワナ 37cmイワナ。

37cmイワナ タッ、タモが...


 うーん。なんとも言葉がありません。でっかいねー、の一言。
この日は前日の雨(雪?)でコンディションが良かったのか、そのほかにも20cm前後の アマゴとイワナが結構かかってきました。短時間でしたが良い釣りができました。

 
iwana 相変わらずきれいなイワナ

 
 アマゴは朱点が目印です。iwana



始末

というわけで、思わぬ展開になってしまいました。Mちゃんの釣果については...
いずれ明らかになるでしょう...
このあと、ワタシが上機嫌で駒ヶ根に帰ったのは言うまでもありません。ではまた。


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