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備忘録  2004年1月



ふた付きカップ 【1月31日(土)】


職場で使おうと思って年末に買ったふた付きのカップ。
さっそく使っています。

でも、ふたをしないままで放置していることが多い^^;
席に戻ってきて、何のためにふた付きにしたのかと苦笑する日々ですA^^;;;;





利他的な遺伝子
 【1月28日(水)】

「風の旅人」という雑誌を創刊号から定期購読している。今日、7号が届いた。
この本は毎回、養老孟司さんや、松井孝典さんが執筆しており、いつもそれを楽しみにしている。
養老孟司さんは「解剖学者」で「バカの壁」がベストセラーになっているあの人で、毎回痛快(笑)

面白いのは松井孝典さんの肩書きで、「比較惑星学者」(^_^)。そんなのがあったのか〜って感じ。
「比較惑星学」ってなんだ???と疑問に思っていたんだけど、今月少しばかりその謎が解けた。

地球に生命が誕生する前を「海と大陸の惑星期」、
今から20〜25億年前、生命が誕生し、1万年前の人間圏が分化する前までを「生命の惑星期」、
そして、人間が誕生し、地球システムの中に人間圏を作って生き始めた時代を「文明の惑星期」
と区分するらしい。
それを比較して研究しているから「比較惑星学者」なのか〜と^^;

さらに、今回は「生命の尊さ」というタイトルで、柳澤桂子さんも執筆している。なにを隠そう、私は柳澤さんの著書のファンなのだ。

             しかし私たちは、他人を思いやる気持ちを持っている。このような遺伝子(利他的な遺伝子)があることはダーウィンの進化論ではうまく説明できない。―――私は利他的な遺伝子というのは、大きな遺伝子集団の中の一つの遺伝子であり、そのおおもとの遺伝子は、他の個体に自分の身をおいて考える能力をあたえるもので、社会性のある動物界に進化してきた遺伝子であると考えている。相手の心を読むことができるようになった動物は相手に対して優しくしたり、意地悪をしたり、悲しませたり、喜ばせたり、あるいは賄賂を使うことさえできるであろう。この遺伝子がなくては社会生活をうまくおこなえない。

「利己的な遺伝子」だけでは生きられない、自分ひとりでは生きられない。
人間関係、煩わしいことや嫌なことだってあるけれど、それだって、他人とのつながりがなくなってしまうことから考えれば、ほんの些細な事でしかない。
そんなことを考えながら、今日のニュースを見ている。



董蕾(とう れい)さんの絵 【1月18日(日)】

編み図を探そうと思い、捨てられずにいた古い「毛糸だま」をパラパラとめくっていて、董蕾さんの記事を見つけた。1993年10月号。10年前の雑誌だ。

董蕾さんは、1930年中国蘇省生まれの画家で、なぜ、「毛糸だま」に記事が載ったかというと、董さんは、絵の具の変わりに細かく切った毛糸を使っているから。

蘇州美術専科大学を卒業後、上海映画製作所特撮監督をつとめ、定年退職後に絵の勉強のために来日し、東京学芸大学の芸術研究生になるというバイタリティ。

そして、日本の手芸店で見た毛糸の色の豊富さに驚き、毛糸を絵の具に使うアイディアがひらめいた、その感性ののびやかさ。

上海映画製作所時代は、残業続きの毎日だったけれど、どんなに忙しくても、自分の絵を描くためにいつでもスケッチを続けていたという。
仕上がった絵をお礼にする事でモデルをお願いしたり、ロケに出かけた時も、印象的な光景をスケッチしたりして、被写体を鋭く捉える感性を養ってきたという。

董さんの絵はどれもあたたかい。雨の風景、シリーズで描いているという赤いマフラーシリーズ。
当時、これからのテーマと語っていたのが「都市の日常」で、電車の中で居眠りしている人々を日本の都市の光景として観察している。

色々あってちょっぴりへこんでいた私の気持ちに光を与えてくれた記事だった。

董さんは言う。
「年齢的にはもう若くないけれど、気持ちは画家を目指していた頃のままです。」


※Googleで検索してみたら、やはりありました。董さんのHPはこちらです。