大人のための資格ガイド
推奨資格紹介
第一線で活躍する皆さんには、やはり、ハイレベルな資格に挑戦
していただきたいと思います。簡単に取れる資格では、期待できる
効果も小さいですし、場合によっては、逆効果になるおそれもあるので、
注意が必要です。
努力なくして価値のある資格など取れるものではありません。
くれぐれも怪しい資格商法に引っかからないように。念のため。
ここでは、30代、40代の大人が挑戦する価値があると筆者が考える
資格を紹介します。
行政書士
所定の点数をクリアすればいいので、法律系の国家資格としては、比較的取りやすい
資格ですが、少なくとも6ヵ月程度は、しっかり勉強する必要はあるでしょう。
行政書士の仕事は、非常に広く、他の法律系資格者の独占業務でない限り、
あらゆる書類の作成、提出代行、および相談業務ができると考えていいくらいです。
経営コンサルやISO品質管理コンサルとの相性もよく、また司法書士、税理士、社会保険労務士と合わせて取得すれば、開業にあたって、非常に有利になりま
す。
司法書士
合格率3%前後の難関資格です。少なくとも、1年程度は準備に
かける必要があるでしょう。
不動産取引や会社設立を初めとする法律上の手続きの専門家で
、需要は非常に高いです。実際には、不動産登記を多く扱うことになるので、宅地建物取引主任者の資格も合わせて取得すると仕事の範囲が広がり有利になりま
す。
また、行政書士も組み合わせれば、さらに有利になります。
社会保険労務士
独立可能な国家資格としては、比較的取りやすい資格ですが、
少なくとも6ヵ月程度は、しっかり勉強する必要はあるでしょう。
社会保険労務士は、労務、人事、年金などの専門家です。
かつて行政書士の職務範囲であったものも含みますが、関係する制度の複雑化や重要性の高まりによって、行政書士とは独立した資格として、確立しました。
単独でも、総務系の仕事に活かせ、独立も可能ですが、行政書士と合せて取れば、さらに有利です。
弁理士
合格率5%前後の難関資格です。少なくとも、1年程度は準備にかける
必要があるでしょう。選択科目の準備が必要な場合は、さらに6ヵ月くらい
見ておいた方がいいかもしれません。
企業の競争力のみならず国際競争力の鍵となる知財。バイオ関連や
ビジネスモデル特許など、技術の進歩により、弁理士の重要性は、ますます
高まっています。難関資格であるだけに、転職にも有利。絶対数も不足している
ので、独立した場合も成功する可能性は高いといえます。
システム監査技術者
経済産業省が主催する情報処理技術者試験の中の最難関の1つで合格率は
7%前後です。独立した立場で、情報システムを総合的に点検評価し、
関係者に助言・勧告します。
情報システムの活用なくしては、企業活動が成り立たない今日。
その巧拙が業績に与えるインパクトは計り知れません。
特に、情報漏洩や大規模なシステム障害は、経営を揺るがしかねないのです。
システム監査技術者は、客観的な情報システムの監視者として、
評価、重要性ともに高い資格です。
上級システムアドミニストレータ
経済産業省が主催する情報処理技術者試験の中の最難関の1つで合格率は
8%前後です。開発者側ではなくユーザー側の資格であり、難度は高いとはいえ、
SE経験者でなくとも挑戦できます。
ユーザー側の立場で、情報システムを活かした業務改革を推進するリーダ
としての役割を想定した資格です。
現在では、業務改革や改善は、ITの導入を抜きにしては考えられません。
限られた情報化投資を、いかに有効に使うかは、重要な経営課題であり、
この資格の重要性や評価は高いといえます。
■ 中小企業診断士 ■
経営コンサルト唯一の国家資格です。とはいっても、この資格がなくても
経営コンサルタントを開業することはできます。経営に関する幅の広い知識が
要求され、また、登録維持のために継続学習が必要とされることから、
資格保持者に対する信頼性は厚いといえます。
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