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■     大人のための資格試験攻略法   第14号               
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■                                   2004/07/14  発行
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会社で働きながら36才から3年連続して難関資格(電気通信主任
技術者、情報処理システム監査技術者、弁理士)に合格した筆者が、
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【弱点補強−なぜ弱点なのかを見極めよう】

第2段階は、以下のような活動をしてきました。

1.参考書の通読によるインプット学習
2.過去問の演習によるアウトプット主体の学習
3.論文試験対策(準備論文の作成や基本論文の書き込み)

特に、過去問演習では、「理解があやふやだった」「間違って理解
していた」「忘れていた」という箇所にマーカーをつけ、弱点を炙
り出してきました(第3号、第11号参照)

そのようにして、過去問演習を繰り返せば、多くの場合は、誤りは
矯正され、記憶も定着します。しかし、何度か繰り返しても、間違
ってしまうものが、どうしても残ります。

かといって、何度も数多く繰り返せばいいというものでもありませ
ん。答えを覚えてしまって、弱点部分が判然としなくなります。

ということで、3〜5周くらい過去問演習を繰り返したら、弱点と
して残った部分の補強をしましょう。すなわち、第2段階で理解し
にくかったこと覚えにくかったことに対して、集中的に学習してい
くのです。

筆者の経験上、弱点になる理由は、大きく分けて3つあります。
理由を分析して対策を立てましょう。

【似たようなものとの勘違い】

意外と多いのが、似たようなものとの勘違いです。間違った理由を
よく考えてみると、似たような別の規定や制度などと混同していた、
ということが結構あります。

勘違いしやすいものは、必ずしも参考書などで、似た制度として取
り上げられているものばかりではありません。むしろ、参考書では
似た制度として取り上げられていない部分、「あなたにとって」混
同しやすい部分が弱点になるのです。

弱点がそのようなものだと分かったら、改めて「対比による整理」
をして、類似点と相違点を明らかにしましょう(整理図法参照)。

【構成要素が多数ある】

構成要素が多数あるために、一部が記憶から抜け落ちやすくなって
いるケースです。例えば、リスク処理の方法には、回避、予防、軽
減、分離、移転、保有とあるわけですが、それぞれの言葉の意味は
理解していても、いざ漏れなく列挙しようとすると難しいのです。

そのような場合には、2つの対策があります。

1つは、構成要素の個数を覚えることです。この場合には、「リス
ク処理の方法6種類」というように覚えるのです。思い出すときに、
まだあるかどうかがが分かれば抜けが防げます。

もう一つは、頭文字をつなげるなどして何度も唱え、掛け算九九の
ように覚えてしまう方法です。発音しにくくては困りますが、無理
に語呂合わせを作ることはありません。

上記の例であれば、頭文字をつなげるより、そのまま「回避、予防、
軽減、分離、移転、保有」とした方が言いやすいかもしれませんね。

【そもそもよく分かっていない】

資格試験では、電話番号のような意味のないものを覚えることは、
基本的にはありません。しかしながら、本来意味があるものでも理
解できなければ意味のないものと一緒で、覚えるのは至難の業です。

本当はこんな形で弱点を残してはいけないのでしょうが、多少分か
らないところがあってもかまわず先に進むアプローチを採用してい
る以上、分からない部分が残るのも致し方ないところです。

このように残った弱点は、戻ってわかるまで勉強しなおす、という
より、もう開き直って「丸暗記」アプローチを採用する方が現実的
です。その中でも「本当によく分からん」というものは、直前対策
に持っていった方がいいでしょう。

「本当によく分からん」ものは揮発性。覚えたと思っても、すぐど
こかへ飛んでしまいます。直前に、飯をかき込むがごとく覚えれば
試験本番では何とかなります。

もちろん、そのようなことをしなくてはいけないものは極力減らさ
なければならないのは言うまでもありません。

この続きは、次号で

参考:第3号  <http://pws.prserv.net/math/certif3.html>
      第11号  <http://pws.prserv.net/math/certif11.html
   整理図法 <http://pws.prserv.net/math/certifa1.html>

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■ 本号のポイント ■

弱点には、大きく3パターン
・似たようなものとの勘違い・・・改めて「対比による整理」
・構成要素が多数ある・・・個数を覚える、頭文字を並べて暗唱
・そもそもよく分かっていない・・・丸暗記アプローチ、直前対策

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