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■     大人のための資格試験攻略法   第30号               
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■                                   2004/11/03  発行
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会社で働きながら36才から3年連続して難関資格(電気通信主任
技術者、情報処理システム監査技術者、弁理士)に合格した筆者が、
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【暗記型の勉強を悪者にしないで】

「資格試験の勉強は暗記でなく理解だ」 よく聞きますよね。

確かに、資格試験の勉強では、とにかく覚えるというのではなく、
まず理解するすることが重要です。

理解を伴わない暗記では、いざ、その知識を活用して問題を解こう
としたときにうまくいかないことが多いでしょう。その上、大人は、
批判能力が高いので、そのままの形で受け入れる、いわゆる丸暗記
が難しいのです。

逆に、社会的に有用な知識に対する理解力は高いので、それを生か
す意味でも理解を重視するのは当然です。

しかし、それは暗記型の勉強を否定するものではありません。

理解型の勉強もちゃんとやることを前提に、暗記型の勉強をうまく
組み込んでこそ試験に勝てるのです。

では、暗記型の勉強は、どう使うのがいいのでしょうか。


【理解する前提としての暗記】

理解によって、暗記が可能になるように、理解する前提として暗記
が必要なこともあります。

特に、「用語の定義」は、その意味内容を正確に覚えておかないと
いけません。コンピュータ用語などは、「用語」から「定義」を理
屈で導き出そうとしても、まずできませんから、覚える必要があり
ます。

法律系の試験の法律用語も、見た目は普通の日本語ですが、日本語
と思って甘く見ると痛い目を見ます。コンピュータ用語と同様に覚
える必要があります。

このように、理解するための前提となるような基礎的な道具は、暗
記型の勉強で、しっかり覚えておかないといけないのです。


【時間との勝負に勝つための暗記】

理解型の学習は、基礎となる事項(例えば、一般常識や立法趣旨)
を足がかりに、芋づる式に様々な事項を導き出せるようにする勉強
でもあります。

数学でいえば、公式を暗記していなくても、必要なときに導き出せ
るようにするようなものです。

しかし、試験は時間との勝負でもあります。芋づる式に導き出せる
ようになったとしても、やはり暗記型の勉強も併用して、本番の試
験で早く思い出せるようにしておく必要があります。

数学でも、試験中に公式を導いていたのでは、それこそ時間の無駄
でしょう。理解科目といわれるような数学でも、暗記型の勉強も
有効なのです。


【練習を重視する】

暗記型の勉強も、理解型の勉強と同様に、一発必中なんて、完璧を
求めてはいけません。過去問演習や、暗記カードで、繰り返し「思
い出す練習」をしましょう。

理解型の勉強では、「完全に理解してから先へ進もう」ではなく、
「先に進んで見直せば、分かるだろう」「過去問をやってみたら分
かるだろう」で、多少分からないところが残っていてもどんどん先
に進んだ方が効率的です。

実際に、過去問をやったらよく理解できたなんてことは、良くある
のですから。

暗記型の勉強でも、「忘れてはいけない」ではなく、忘れては、
「ああそうだった」と思い出す。この繰り返しで、記憶が定着し、
思い出すことがうまくなるのです。


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