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弁理士試験論文対策

基本的な事項

弁理士試験の論文対策は、基本的にレジュメを使った「練習」だと思います。

弁理士の受験でいう「レジュメ」は、「論文試験用の解答例」や「論理展開の雛型」を指します。 自力で、想定される問題の解答を準備するのでは時間がいくらあっても足りませんから、受験の先輩たちが 残したレジュメ集や、受験指導校が販売している論文対策テキストを利用するのが一般的です。

論文試験の最近の傾向として、制度や用語を説明させる問題は減ってきており、 具体的な事例に法律を当てはめて解決していく問題が主になってきています。
私が合格した13年度では、意匠法で典型的な説明問題が出題されて、受験者を驚かせたほどです。

説明問題が主体の時代なら、レジュメの暗記というアプローチも「あり」だったのでしょうが、 現在は、基本をしっかり押さえること、答案を構成する部品すなわち「論理展開の雛型」を 覚えること、そして、自分の筆力(字を書く早さ)と時間にあわせて臨機応変に対応できるように すること、が重要になってきています。

もちろん、説明問題が出題されることもないわけではありませんし、出たときには、それこそ完璧に 書けるようにしておかないと、逆に差をつけられるので、説明問題の練習もおろそかにできません。

筆者の採用したアプローチ

これらのことを踏まえて、筆者は、「レジュメの要約書き」と「レジュメの展開書き」を しました。

「レジュメの要約書き」は、以下のようにします。

  1. レジュメを読み、構成、内容を理解します。
  2. なるべくレジュメを見ないようにして、時間内に答案用紙に再現します。
  3. 書いた答案とレジュメを比較し、論理の流れが変になっていないか、重要ポイントが抜けていないか (より重要なポイントが優先されているか)をチェックします。

「レジュメの要約書き」に使うレジュメは、実際に答案に書くことはできないくらい内容の豊かなものを 選びました。そのまま再現しようとしては、当然、時間内に答案を書き切ることはできませんから より重要でない部分は切り捨てたり、文を縮めたりして、時間内に書き切るようにするわけです。 場合によっては、切り捨てたり、縮めたりたことで論理の流れが変にならないような調整も必要になります。 そこが、「レジュメの要約書き」のポイントです。

用紙は、必ず本番で使う解答用紙と同じ様式の 弁 理士本試験答案練習用紙 を使いました。条文集も本番と同じように使いながら練習しました。

最初の内は、どうしてもレジュメを見てしまいますが、慣れてくればほとんどレジュメを見ずに ポイントを押さえて再現できるようになります。というか、ならなければならないのですがね。

「レジュメの展開書き」は、逆に答案構成(基本的な章立て)レベルのレジュメから、 答案を作成していく練習です。

「レジュメの要約書き」や「レジュメの展開書き」は、1本あたり1時間半〜2時間くらいかかります。 短答試験に向けて過去問演習もしなければいけませんから、 基本的なインプットが完了した後の早い段階に厚めにスケジュールし、徐々に短答試験対策モードに移行、そして短答試験後にラストスパートをかける という方針で臨みました。

論文対策用書籍の紹介

以下の書籍は、アマゾンまたは受験指導校の直販で購入できます。
(弁理士論文セミナーは、平成16年4月1日施行法までの対応。その後の改正には対応していないので注意が必要です。)

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