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私は、クイーンズランド州のブリスベンで、高校(日本の中学・高校)と、5つの小学校を訪問(ほうもん)しました。その学校での子供たちの様子を紹介(しょうかい)します。
(同じオーストラリアでも州によってちがいがあります) |
| 学校のこと | |
| オーストラリアの子供たちは、6歳(さい)になると義務(ぎむ)教育を受けます。義務教育は
15歳までの10年間です。 クイーンズランドの場合、1年生から7年生までが小学校(ステートスクール)、8年生から12年生が高校(ステートハイスクール)ですが、 10年生が終わったところで、義務教育終了証書(しゅうりょうしょうしょ)が出ます。 多くの生徒は、その後も高校に残(のこ)り、11学年と12学年を終えて高校の卒業(そつぎょう)証書をもらいます。 日本では、6歳になっている子が4月に入学しますね。オーストラリアの1年生は、日本ではまだ幼稚園児なのです。 学校は9時から3時までです。3時になると、先生もふくめて、学校にはだれもいなくなってしまいます。教室などのそうじは、子供はしません。土日は休みです。 学習する教科は、小学校では、国語(英語です)、算数、理科、社会、宗教、音楽、図工、保健体育。 宗教は受けても受けなくても自由です。クラブ活動はありません。 高校では、英語、数学、地理、歴史、理科、美術、音楽、保健体育、外国語、家庭科などを学習します。上の学年になると、さらに多くの科目を選ぶことができます。 オーストラリアでは、英語以外の外国語の学習もさかんで、小学校でも勉強しています。日本語を習っている子も多いよ。 <くわしい学校のしくみについては、ここを見てください> |
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| お休み | |
上の切手はサンタクロースがサーフィンでやってくるデザインです。半ズボンなのがかわいいですね。 夏休みはどこの州でも1月の終わりごろまで。 新年度は1月末か2月に始まります。 1学期は、2月、3月と勉強して、4月に秋休み(イースターバケーション)、10日ほどです。 2学期は、4月、5月と勉強して、6月に2週間ほどの冬休み。 そして3学期に、7月、8月と勉強したら、9月に2週間ほどの春休み。 4学期は、10月、11月で、12月から6週間の夏休みです。 日本も秋休みがあるといいですね。 |
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| 1クラスの人数 | |
学校によってちがいはありますが、小学校では25人くらいがふつうです 。日本と同じように担任(たんにん)の先生がほとんどの教科を教えます。 中には、違(ちが)う学年が一緒(いっしょ)の教室で勉強をしたりしているところもあります。 日本では考えられませんが、みんなそれぞれ、髪(かみ)の色、肌(はだ)の色、目の色がちがうのがオーストラリアの教室の特徴(とくちょう)です。 昔(むかし)はイギリスからの移民(いみん)が多かったのですが、最近、アジアなどさまざまな国からやってきた人々が増えています。 日本人も時々みかけるよ。 高校では、「自分の教室」というものはなく、授業のたびに教室を移動(いどう)します。もちろん、教科によって先生もかわります。授業は自分で選(えら)んで受けるので、教科によって生徒の顔ぶれもちがいます。 |
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| 制服 | |
どこの学校でも制服があります。それぞれの学校で、季節に合わせて何種類か決められています。 中にはTシャツをユニフォームにしている学校もありました。クラスでTシャツのデザインを決めているところも。
日本の小学生(私の学校)には制服はないよ、と言ったら子供たちはうらやましがっていました。 どこの学校も服装や持ち物について、かなりくわしく校則(こうそく)が決められています。 ただ、靴(くつ)のまま教室に入るので、上靴や靴箱(くつばこ)というのはありませんでした。 名札(なふだ)も見かけませんでした。 また、日差しの強いクイーンズランドでは、目を守るためにサングラスが必要なのだそうです。 |
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| 教室 | |
校舎(こうしゃ)は1階(かい)か2階建てが多く、作りもゆったりとしてい ます。子供の数が減(へ)っている地域(ちいき)では、2教室を1つのクラスで使っている学校もありました。
クイーンズランドは暑いところなので、天井(てんじょう)には扇風機(せんぷうき)があり、窓(まど)も風通しのよい仕組みになっています。 教室には、壁(かべ)にいろいろなものが掲示(けいじ)してあるだけでなく、子供の作品を天井からいっぱいぶらさげているクラスもありました。 高校では、自分のクラスルームはなく、教科によって教室を移動(いどう)していました。先生が来るまで、教室には入れないので、廊下(ろうか)でならんで待っていました。 |
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| おやつとランチ | |
オーストラリアには、モーニング・ティーとい う習慣(しゅうかん)があります。午前中に、仕事や勉強の手を休めて、お茶の時間にするのです。私がお世話になった学校でも、子供たちはこの時間になると、それぞれ家から持ってきた「おやつ」を食べていました。 先生たちも職員室(しょくいんしつ)で、お茶の時間です。(この時間は職員室が「食飲室」になる?) お昼は、給食ではなく、サンドイッチとりんご1個のような「お弁当」を持ってきます。 売店(タックショップまたはカンティーン)でパンなどを買うこともできます。この売店は、PTAのお母さんたちが手伝っているそうです。 日本の昼食にくらべると、おやつがあるせいか、ランチの量は少なめです。 おやつもランチも、校舎の外で食べることになっています。 <ランチの様子については、ここを見てね> |
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| 校庭 | |
| 日本にくらべ、校庭(こうてい)は広々としています。芝生(しばふ)が植えられているところも多く、郊外(こうがい)の学校では、学校の森に野生のコアラが住んでいるなんて話も聞きました。
ある学校では、低学年の遊び場に古タイヤを細かくきざんだものを一面にしきつめて、転(ころ)んでもあぶなくないようにしてありました。 |
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| 無線通信学校 | |
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オーストラリアは、とても大きな国なので、都市から一歩出ると、人の住んでいない世界がずっと続きます。人口より羊の数の方が多いなんて信じられますか。あの地平線の向こうまで、うちの牧場だよ、とか、となりの家までちょっと飛行機で行こうかという会話が聞けるのもオーストラリアのすごさですね。
そこで、国や州では、都会から遠くはなれたところに住んでいる子供たちのために、遠隔地(えんかくち)教育というものを行なっています。教科書やプリントは、郵便(ゆうびん)で送り、生徒のレポートも郵便で送ります。 また、無線(むせん)などを使って、先生と話したり質問したりできるようになっています。音楽やスピーチなどはカセットテープを利用します。 また、インターネットも使われています。 このような通信による学校の仕組みは、広大な国土をもつオーストラリアには欠かせないものです。 |
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| 北部準州のアリススプリングスにある スクール・オブ・ジ・エアー(通信無線学校) ![]() 無線学校の生徒の家にある勉強道具 (机の右側に無線機) ![]() (左)生徒の住んでいる場所(地図の縦が1200kmはある) (右)無線学校の授業を放送するためのスタジオ |