第1話では「純愛」をキーワードに柴田を紹介.第2話では,推理マニアとしての柴田を強調してるように思う.冒頭の柴田と真山の掛け合いにそれが伺える.
柴田「いわゆる密室の殺人事件ですね」
真山「面白がってんじゃないよ」
柴田「扉を開けると,そこには死体があった.ワンダフル!」
真山「柴田ぁ〜!」
この辺のノリ,森博嗣助教授の小説に出てくる西之園萌絵嬢にも近いような気がする.服装はどちらかというと犀川先生だけど(女コロンボならぬ女犀川創平(何かやだなぁ)).
(1999.04.07.記)
彩の話にデカダマシイを感じて勝手に感動している柴田.二係で徹夜で事件の謎を追うが,明け方には空腹で突っ伏してる状態.野々村係長はたまらず(雅ちゃん作の)自分の弁当を差し出す.
ここでの柴田の食いっぷりがなかなか豪快で,柴田のキャラクターをよく表している.プチトマトをさもおいしそうに手掴みで食べるところや,グリーピースをわざわざどかしてるところなど,柴田の幼児性が滲んでいて微笑ましい.これがまた少しも不自然さがなく,中谷美紀の役者魂が全開である.
「父は,家で資料のコピーを見ていたことは一度もありませんでしたが」
例の有名なセリフ,ご尊父の持ち帰った事件は全部柴田が解いていたと判明するシーンだが,それを喋る柴田が,何しろ弁当を食べながらである.口にものが入ったまま平気で喋っている.実にいいキャラクターだ(笑).
ウインナーでなくてプチトマト,グリーンピースをよけている,というのはかずおさんに教えていただきました.ありがとうございます.
(1999.03.27.記)(2000.05.08.更新)
バスで読んでいる本は相田みつを著,『雨の日には雨の中を風の日には風の中を』(文化出版局,1993.).
「よく回っているほど,独楽は静かなんだな.ん? 当たり前だな」
そ,それを言ってしまうと….
というか,単に柴田の読書好きを表現するだけでなく,こういうお気楽人生教訓本について,しっかり批評的な視線があることを指摘しておきたい.
(1999.04.08.記)(2000.02.19.更新)
司法試験の受験生へのアドバイス. 柴田の得意分野だけに気合が入る.気づけば,3人揃って終点猿喰山に.
(1999.04.08.記)
やっぱり気になるので理科年表でドライアイス=二酸化炭素の沸点を調べたら,-78.5℃とあった.これじゃやっぱり,あのトリックは成り立たないぞ.ドライアイスが保存できてるなら多少厚着したぐらいでしのげる寒さじゃないし,あの冷凍倉庫でここまで冷やせるとは思えない(後でビデオ見たら温度を確認するシーンがあり,-9℃と出ていた).やはりあの事件も,背後に朝倉の暗躍があったのか(ないない).
(1999.04.15.記)(1999.07.26.更新)
ひっそりと氷剣教を続けている現教祖のおばさんが恐ろしくリアル.本当にいそう.ご神体の氷に手を出して怒られる柴田も可愛い.
一方,「氷剣教」と聞いてすかさず「インチキ宗教?」と切り返す真山,彼は明確にオカルトが嫌い.この辺の役柄で,ここまできっぱりオカルト否定してるキャラクターはそうそうないと思う.オカルトと真山の関係の考察は後程,5話,7話でもう少し続けたい.
(1999.05.16.記)
それにしてもさっぱり分からないのが下平の殺人の動機.一応オフィシャルな答えは,「金の切れ目が縁の切れ目」だったらしいけど(某TV雑誌に少年時代の下平役の人のお母様が投書し,それにTBSから回答があったとか).あとは強いてあげれば,「一度人を殺してみたかった」というところかもしれない(特解).そういうおぞましい面と日本一の心臓外科医みたいな知性とは同居しうるという話も聞くし.ま,朝倉に操られていたという説明も可能だが(笑)(一般解).
しかしまさか,ホントに「一度人を殺してみたかった」をやってのけるガキがいるとは驚いた.成績優秀なんてあたり,下平を地でいっている.まいるなぁ.
(2000.05.08.記)