サスペンス
(Last Modified '00/1/4)
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再読度 |
表題 |
著者 |
訳者 |
出版社 |
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★ |
P.コーンウェル |
相原 真理子 |
講談社文庫 |
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★★★ |
G・M・フォード |
三川 基好 |
新潮社 |
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★★ |
アーウィン・ショー |
中野圭二 |
ハヤカワ文庫 |
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★★ |
クライブ・バーカー |
宮脇 孝雄 |
集英社文庫 |
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★★★ |
スティーブン・キング、 |
矢野 浩三郎、他 |
サンケイ文庫 |
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返品級 |
ダグ・ビーソン |
山本 一郎 |
二見書房 |
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★★★ |
ドロシー・ギルマン |
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ハヤカワ文庫 |
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★★★ |
ロス教授の異常な体験<上・下> |
ピーター・ニーズウォンド |
大貫 |
扶桑社 |
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★★ |
メアリー・W・ウォーカー |
矢沢聖子 |
講談社文庫 |
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★★★ |
アル・サラントニオ編 |
白石 朗、梶元 靖子、他 |
創元推理文庫 |
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★★★ |
江戸川乱歩 |
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角川文庫 |
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★ |
高見 広春 |
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太田出版 |
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★★ |
大藪 春彦 |
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角川文庫 |
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★ |
楡 周平 |
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宝島社文庫 |
G・M・フォード作、三川 基好訳、新潮社
久しぶりに新しい作家を見つけました(私が、という意味ですが)
憤怒、面白いです。単純に。
地元のコミュニティーカレッジで創作講座を担当していたフォードさんが40過ぎてから作家活動に入ったとのこと。(私も40過ぎ。なんか差を感じるなぁ)
だから、といってしまうと少し偏見かもしれないけど、ストーリーの進み方にスピード感が(というより裏切られ感)が無い感じ。すごく良く出来た作文を読んでいるようなそんな気がしました。
ただ、すごく良く出来ている、の程度が飛びぬけている事は間違いなく、一気に読み進めました。
できたら、どんどん次作を読み進めたいのですが、翻訳がまだらしく、少し熱が冷めるかも。
主人公のコーソは魅力たっぷりに書き込まれているけど、どちらかといえば恋人(?)役のメグなり、最後にちょっとしたいたずらをするロバート少年がもう少し生き生きと書かれていれば云う事なし。
楽しみです。
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アル・サラントニオ編、白石 朗、梶元 靖子、他訳、創元推理文庫
キング、クラインの作品が、しかも新作が載せられているアンソロジーとあっては、買わないわけにはいかない。
大概、これだけ(全部で12編)の作品が一まとめになっていれば、半分近くは退屈なページ埋め的なものなんだが、サラントニオというこの編者、実は作家でもあるが、の能力はすばらしいものがある。(残念な事に、一番折り目が付いたのもサラントニオの作品だったが;折り目が付くのは、大概途中で中断したから)。
やっぱり、キングは素晴らしかった。
「道路ウイルスは北に向かう」これだけでも、良いです。
読みながら、唇が乾いてきて、顔面の毛細血管が縮んでしまっているのが、感じられる。次のページ、次のセンテンスに進むのが恐い。恐いけれども止められない。
ジャンルは違うけど、こんな作家は(私のお好みでは)昔の筒井と、星新一くらい。別に恐くないけどね。
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楡 周平、宝島社文庫
やってしまいました。出張買い。
なんか別の本を読もうと思ってたんだけど、新幹線の時間が迫ってきたので、何とはなしに選んでしまいました。
並列的にエピソードを書き並べていくのは良いんだけど、もう飽きた。メカについて細かく書き込むのは良いんだけどなぁ。
やっぱり、ここのリストにはあざとくて載せてないけど、クライトンの焼き直しはもう良いですよ。
武器に詳しいのはわかるけど、それだったら大藪みたいに、愛情を込めて書いてください。
「Cの福音」はまだ面白かったのになぁ。この人もこのへんで、おしまい。
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スティーブン・キング;Steven King、矢野 浩三郎、他訳、サンケイ文庫
いやー、やっぱりキングは面白いね。特にこの全集の中でもっともボリュームの多い「霧」よりも、「ほら、虎がいる」なんて、ショートストーリーがやっぱりこの人の才能があふれ出ている。バーカーの全部もろだしの怖さより、想像の世界の恐怖が数段上だと言うことを再認識させてくれる。
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クライブ・バーカー;CLIVE BARKER、宮脇 孝雄訳、集英社文庫
血の本シリーズの第3弾。
表題作のセルロイドの息子より、魂の抜け殻、のほうが好み。
いずれにしても、スティーブン・キングより遥かに血の匂いがして、直接的なホラー小説らしい
怖さと言う点では、キングのほうが若干上かな?見えない恐怖と言うよりは、目の前で血しぶきを浴びながらギャーギャー喚いて!って言う感じ。
アメリカ人っぽい、と言ってしまえば、簡単だけど。しかし、このバーカーは英国人なのね。しかも確かリヴァプール生まれのはず。暗い港町で生まれた少年は、市場で捌かれる魚の内臓を毎日見ているうちに、徐々にサビ鉄の匂いのする血と肉体の世界に惹かれていった、なんて勝手な想像をしてしまう。
続けて読むと、食傷気味になる事、請け合い!
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ダグ・ビーソン;山本 一郎訳
貴重な時間を30分ほど無駄にしてしまった。(寝る前だけど)
原作がショボイのか?翻訳が駄目なのか?
確かめる気にもならない。
会社の図書室にあった本なので、お金の無駄使いにはならなかったのが幸い
どうでもいい。とは云え、あんまり悔しくて頭にこびり付いているのが余計に疎ましい。返品級!
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江戸川乱歩 ;角川文庫
再々再読
何回読んでも、いいねぇ。小父さんになれば、なるほど、乱歩のエロチシズムに興奮してしてしまう。
大団円の洞窟シーン。いいねぇ。
少年期によく見たエッチな夢で、よく似た場面が繰り返し、繰り返し出てきたことを思い出す。
もっぺんお布団の中で読もうっと。
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高見 広春;太田出版
中学生42人皆殺し!デスゲーム文学の誕生
なんてふれこみで、結構書店に平積みされています。(’99/11月現在)
『死のロングウォーク THE LONG WALK』スティーブン・キング STEPHEN KING;扶桑社ミステリー、1989年の、素晴らしいリメーク!
たぶんこれを読んだ、この手の小説好きな人達の殆どが、40ページくらいのところでピンときたと思います。でも決して盗作ではなく、鮮やかなお化粧直し!かな?
でも、こんなに長編にする必要あるの?一晩で読んでしまったから、私の基準ではA+です(休日前の晩でしたが)。だけど核になるストーリーがもう一つ見えてこない。どこかのホラー小説大賞で、どこかの審査員が感じた『例の酒鬼薔薇事件を引き合いに出しての不快感』もないし、『嫌な感じ』もどこにもないんでは?
ただ、延々と、ダラダラと続く殺戮シーンの積み重ねは逆に暗示による恐怖感を削ぎ、RPGでステージごとに一つ一つ敵キャラを倒していく課程そのまま。想像力の欠如、という言葉が頭を過ぎる。
この作家の中学生時代の同級生(具体的!)を思い出しながら、キャラを作ったんではないかとつい思ってしまう。では、次は高校生殺しか?
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大藪 春彦;角川文庫
主人公の名前は、エーと誰でしたっけ?
最近、仕事でもやもやしているので、気分を晴らしに大藪晴彦です。悲しいことがあったときや、苦しいことがあったときにも、一発、大藪晴彦です。
なあんにも、考えなくても、主人公の名前を忘れても大丈夫、シリーズ物の一巻くらい飛ばしても大丈夫。エピソードは繰り返し出てきます。 いやー、元気〜!いっぱ〜つ!もりもりやるぞっ!って......なにを?
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ピーター・ニーズウォンド;大貫 ●(すみません。どうやっても読めません。上に日で下に舛(せん、まいあし)です)訳;扶桑社
Fall back; Peter Niesewand
最近読んだ訳ではありませんが、どうしてもご紹介したくて、載せます。
実は、この本より先に、『暗号コード[SCIMITAR]、原題SCIMITAR』を読んでいて、ロスとライルの二人の活躍が最高にかっこよかったので、この人、他に何か書いていないのかなー、と思っていたところに出たのが、本書です。
まぁ、サスペンス、スパイものですので、内容を紹介するのは野暮ですので、やめます。
ちなみにバイオ関係の方で、神経あたりをやっている方は、いろんな意味で読まれると良いかと思います。論文ではないので、参考になるわけではありませんが、1982年の段階でここまで書けるのは、すごいことだと思います。
残念なことに、ニーズウォンド氏は84年にアフガンで取材中に亡くなったそうである。
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P.コーンウェル;相原 真理子 訳;講談社文庫 Honet's Nest; Patricia Daniels Cornwell
不作だー!
ケイ・スカーペッタ検屍官が活躍するシリーズは、次から次へとむさぼりましたが、この新しい警官シリーズは遺憾!
もしかしたら、(大変失礼な話ですが)訳が難しかったと訳者あとがきに書かれているとおり、推敲の時間が無かったのかなー?と思わせるほど、スピード感に欠ける展開、ブツ切れの話を無理矢理くっつけた感じ。相原さんも書かれているように、『一種の恋愛小説として読んこともできる』というか、サスペンス気味の出来損ない恋愛小説だっ!と思って読まないと、ちょっとがっかりです。
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メアリー・W・ウォーカー;矢沢聖子 訳;講談社文庫 Under the Beetle's Cellar; Mary Willis Walker
『凍り付く骨』『処刑前夜』がおもしろかったので、読みましたが、キーボードをたたくのがもったいないので、やめます。小説作製マニュアル完全版とかなんとかの、テンプレートに従って、最近あなたがいちばんおもしろいと思った事件や出来事を細分化して、所定の空欄を埋めていって下さい。的な筋書き。
おもしろくない!
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アーウィン・ショー;中野圭二 訳;ハヤカワ文庫
再読(もしかすると再々読)。最近お小遣いが少なくて、以前読んだ小説を本棚から引っぱり出して通勤や出張の途中に読むことが多くなりました。これもその中の一冊。 実は内容をさっぱり忘れていて、『なに?真夜中の滑降。なんかおもしろそう...』。馬鹿丸出しですいません。でもさすが、ショーだけあってアメリカ人丸出し。明るく楽しく妙にピューリタン的で、色々あったけど、ほらご覧!君の将来にはこんなにいいことが待っている。....深みがない。余りにない。でもおもしろい、の一冊。内容を覚えているわけがないです。あぁ、また数年後に読んでしまいそうな予感が.....
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ドロシー・ギルマン; 訳;ハヤカワ文庫
再読(もしかすると再々読)。これは、シリーズ物。おばちゃま(ミセス・ポリファックス)が大活躍するスパイ(?)サスペンス(?)小説(!)。そう、こうゆうのが、小説だと思うんですよね。好きだ、嫌いだ、惚れた、はれたなどは、これは、あなた、実生活の方がよっぽどおもしろい。なんていっても言っても『事実は小説よりも奇なり』ですよ。よっぽどのことが無い限り体験できない、ありえない世界(まぁそれをいかにも、実体験したように感じさせるのが、上手なストーリーテラーなんでしょうが....)を、目の前に見せてくれるのが、小説だと思うんですが.....(これは、ちょっとどうかな、と思いながら...でも『化身』なんかは、実際に不倫したほうが、ほんとにどきどきしていいんじゃないかな?と、想像します。いや、ほんとに想像だってば。)ポルノ小説じゃあるまいし、毎朝電車の中で新聞読みながらテンション上げさせてくれなくてもいいと思うんですが(じゃぁ読むなよ!やっぱりHな場面書かせたら先生うまいですね) ところで話は戻って、ドロシー・ギルマン。子供向けの童話を書いていたそうで(大人向けの童話があるそうなので、わざわざ子供向けとしました)、たしかに読みやすい(とは言っても原文で読んでないので、解説の受け売りです。でもこの翻訳上手です。日本語としてすごく読みやすい。英語の逐語訳ができているかどうかは知りませんが、中にはひどい人がいるからねぇ)。それと、そんなに無理な(飛躍した)ストーリー展開ではないので(設定や、具体的な状況は相当無理がありますが)安心してドキドキできます。スパイという、向こう側の人の冷静・沈着、時により野獣のように激しくなんていう大活躍を、総制作費数百億円(!)なんていう劇場宣伝文句が眼に浮かぶようなすんごいハードウエァーを使って、これでどうだ!って見せていただくより、ずいぶん安心できるおばちゃん(だんなに先立たれた60歳過ぎの独身、ガーデンクラブの会員)が、自分の回りの世界だけでがんばってしまうのがいいです。
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