5.文字、書体にこだわりたい。あとがき。

仕切り線山と家

年賀状用らしい書体
ダイナウェア年賀状20書体パック
ダイナウェア
一般的な別売書体
NEC フォント パック
NEC

宛名書きには手書き風書体が良い。

  • 宛名には毛筆やペン字風書体、つまり手書き風な書体を使いたいという人が多いと思います。私も同じような考えからいろいろ書体をいます。最初はペン字書体を使いましたが数が少ないので近年は毛筆書体を使って来ました。
  • でも良さそうな毛筆書体を二、三年も続けると他の人も同じ良さを感ずるのですぐその書体がアチコチで氾濫して来ます。書体数が少ない訳ですから当然なことですが何とかならないかと思います。そこで新しい書体を求めて別売の書体を探します。最近は安い書体集も販売されていますのでそれを探します。去年はDynaFontの年賀状20書体パックを、そして今年はNECのFontAvenue「セレクト18書体パック」というものを買って来ました。前者は定価2980円で年賀状に良さそうな書体が幾つもありますが、後者は定価7800円と少し高いですが毛筆書体が二つしかありません。どちらもまだ使いこんでいませんが私は年賀状が未だなので今年はこの中から良さそうなものを使ってみようと楽しみにしています。
  • 是非やってみたいのが自分で書体を作り出す方法です。自分の書いた文字でフォントをつくりパソコンで使えるようにするということです。簡易ソフト「おれん字」のようなのもありますが本格的にやる方法もあると知りました。これはフォント作成ソフトというものを使ってやる方法ですが一文字一文字を大きめな紙に字を書いてスキャナやタブレットを使ってパソコン上でフォント化して行くようです。一書体で最低数千字ありますので半年から一年くらいも掛けながら作るようです。この道に詳しい本も読んだのですが本格式のフォントを作ってくれる業者もあるそうで数万円程度だそうです。私はどちらも興味がありますが自分で作るなら先ず平仮名片仮名数字程度を作ってみようと考えています。皆さんもやってみませんか。

活字書体も多種多様です。

  • 宛名も活字書体の方が毛筆書体よりも好きだという人がいます。キチンとした感じが良いのかも知れません。また丸ゴシック式の柔らかな感じが好きだという人もいます。年賀状は活字を視覚的に捉える絶好の訓練です。宛名だから活字書体は良くないと先入観を持ってはいけないと思います。いろいろ試してみたら良いのです。
  • 明朝体とゴシック体が日本語の二大活字書体です。本文には明朝体、見出しにはゴシック体が習慣的に使われて来ました。日本に活字書体が使われたのは明治の初めからです。新聞、書籍の印刷ようとして活字が使われるようになったのです。私は活版印刷に興味を持って凸版印刷の印刷博物館工房に入れて貰って活字を組んだこともありますが今年の二、三、四月に新聞の活字や版組みについて調べてみました。読みやすさの工夫が新聞に沢山詰まっていると思ったからです。また近年多くの新聞社がで文字サイズを大きくし、段数を合わせて減らしたことも毎朝新聞を読みながらその効果を確認したりしていました。これは戦争前にどんどん小さくした文字を逆戻りしていたのです。そして今やサイズもほぼ明治の初めに戻りました。
  • 金属活字に写植活字が加わったのは戦後のことです。そして写植活字が主流になってから特に書体開発がどんどん進むようになりました。パソコンによるDTP時代が到来していますが書体(フォント)に関する限りはまだ過去の遺産を喰っています。でも毛筆書体や年賀状書体はパソコン時代の産物です。
  • 年賀状は文面が小さいので私達自身が書体(フォント)使って文面実験をするのに適しています。明朝体、ゴシック体、サイズ、太字、細字、文字間隔、行間隔、扁平体長体等々を使ってみるのです。これも年賀状の楽しみです。

あとがき

  • 今年の年初にMsワードや一太郎の説明書をまた読み始めた。ページに挿入した写真が動くのが気に入らなかったのだ。数百ページの説明書を念入りに読んで見ても書いて無いのでいろいろな参考書を探してようやくある程度理解はできた。
  • やっている間に本、雑誌、新聞等の版組に興味を持った。新聞の文字が大きくなり十五段であった段組が十四段となった。文字サイズは10.5ポイント程度となり明治の初め頃の五号と同じレベルのサイズに戻ったと言う。新聞の文字サイズの歴史はどうなっていたのか。その合間に新聞の文字が縦横比八割の扁平体であることを知らされた。そして何故新聞だけ扁平体を採用し、紙が潤沢になった今も止めないのだろうか。これが読みやすいというのなら何故他でも採用しないのだろうか。
  • 明朝体は何故明朝体というのかも不思議に思った。日本で金属活字が使われ出したのが明治初め。江戸時代に寺子屋があり木版印刷された本を使っていたことは理解出来る。それなら木版の書体が明朝体だったのか。でも何故明朝体以外に清朝体、宋朝体、元朝体と言わないのか。そんなことも考えてみた。
  • それにしても今年は夏の集中豪雨と言い秋の地震と言い大変だった。何度も田舎と往復しながらそう思った。雪が降りそうで何もできないが来年はこのお返しを貰わないと割が合わない。そんな気がする。
  • 年賀状のことも調べなくてはと思いながら後回しになってしまった。今になってスケジュールの立て方の下手さ加減をあきれてみても仕方がない。来年はもう少しマシにやろう。(横)

仕切線 ダルマ二つ

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